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そんな事をしていると、また怒られますよ

7月 20th, 2009 | Category: 寝言

前回、とある場所に向かったが土砂降りで引き返し、挙句に千円だと思って出した(以下略)

その、本来行くはずだった場所に、リベンジをしてきた。

というか、この話、一月弱前の話だが…。

普段、夜遅い仕事なので、遅い時間に寝るのは慣れているんだが、早い時間に起きるのが苦手だ。

しかし、頑張って八時半ごろに起きて、その一時間後にはバイクで出発できた。

天気も良かったので、PAに寄るとバイクがいっぱいだ。女性だけで、しかもドカティの集団がいた。かっこいい。

軽い朝食を取ったら、とんでもない睡魔が襲い掛かってきた。
バイクで居眠り運転なんて、シャレにならなさそうなので、一時間ほどバイクの前で寝る事にする。

しかし、ここで浮浪者と間違われるわけにはいかない。目的地はまだ先なのだ。ごろ寝は避けて、体育座りの状態で眠る。

ちょっと寝ると大分すっきりしたので、前進を再開する。前回土砂降りにあった場所を神妙な気持ちで通過…。

おお、雨は降ってこない。呪いは解けたのだ。

一時間ほど走って高速を降り、ナビに任せて進む。スゴイぐねぐねした山道を進む。

すると、前方から珍走団のごとき爆音が聞こえてくる。と思っていたら、本当に現れた。

まあ、山ですからね。周りに民家も無いですしね。これだったらあまり迷惑も掛からないし、良いんじゃないでしょうか。
なんて考えていたら、大きな牧場が見えてきた。
なんと、そこの駐車場に、スペース全体を覆いつくすほどの、珍走軍団ズが止まっていた。

俺は、「周りに迷惑が掛からないように、山の中を走っているんだ」と若干見直した目で見ていたのだが、単に移動の途中だったらしい。
もう少し進むと、駐車場がもう一面あって、そこには普通のバイクが、これまたスペース全体を覆いつくして止まっていた。

見事な住み分けだ。

そんなこんなで、高速を降りて約一時間、ようやく目的地が近付いて来た。

今回、俺の目的は珍肉を食べる事だ。

クマ

鹿

サンショウウオ

これらの肉が食べれる食堂があるのだ。

目的地に近付くと、似たような店が幾つもある。

小田原に行くとカマボコの店が何軒もあるのと同じなのだろうか。

ようやく目的のお店に辿り着き。クマとサンショウウオの串焼き、鹿丼、クマ汁を注文した。

しかし、席に座ってしばらく経つと、店内の異様な風景に気が付いた。

壁一面に仕留めた時の写真が大写しで貼ってあるのだ。

それも、海外ドラマの殺人事件の証拠写真のように、かなりゲロゲロしたものが大写しだ。

マタギが雄敵と相対し、これを討ち、誉れとしてこの写真を貼っているのだろうが…。

「ホントにここで飯くうのか?」と突っ込みを入れたくなる惨状だ。

だが、どんな状況でも肉の味が色褪せる事は無い。

料理が運ばれてきた。

小学生の頃、祖母から「熊の肉はとても臭い」と言われてから、一度で良いから食べてみたい!と思い続けていた、その肉が今、目の前にあるのだ。
しかし、どこの部位だろう。串に刺さった巨大な肉を頬張る。うん、美味しい。

確かに癖はあるけど、これなら羊のほうが臭い気がする。

サンショウウオは、苦い….。

鹿は、普通です。

滅多に食べれるものではないからと、四千円分くらい注文したのだが、私の腹には少ないです。
一般の方には丁度良いのかもしれない。

だが、声を大にして言いたい。チンパンジーが食べるのではない、ゴリラが食べるのだ。少ないのだ。

次は何を食べようかと考えつつ、レポートを終わる。

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