Archive for 7月, 2008
崖の上のポニョを見てみた
昨日、新宿ピカデりーで見てきました。
平日の夜と言う事もあってか、客の入りは半分以下。
これまで、宮崎アニメを網羅してきた(駿オンリー)自分の感想としては「よく分からん」だった。
話が唐突過ぎんのかなあ。
それにしちゃあ、話に引っ張り込まれる強さみたいなのも、あまり…。
今時、こういう大人って居ないんじゃね?かなあ。
声優の声に対して、曲が大きすぎるのかなあ。
金を払った以上、エンタテインメントととして楽しむスタンスの自分が、「はて?」だった。
ところが、である。
一緒に行った友人は「すごいホッとした」との弁。
ここで一つの疑念が持ち上がる。
「俺がおかしいのではないか?」
である。
確かに、ウチの会社で作られる映像は、少年が男になる、とか、少女の自立とか、そんなものは一切入っていない。
ビックリ人間大集合。みたいな作品だらけだ。
長年、この手の作品を見続けた事によって、自分の精神はとうの昔に崩壊していて、
モンスター○○になってしまっているのではないのか?(○○内は精神野郎とか、何でも可)
故に、この作品に何かを感じ取れない自分はおかしい説が浮上するのだ。
あれ、でもこの前見た藤田まこと主演の映画はボロ泣きしそうになったんだけどなあ。
ところが、ネット上の記事でこんなのがあった。
見終わった子供たちに反応が薄かったので、宮崎監督ががっかりした。というものだった。
えーと、自分の方が子供寄りという事ですかね。
指に注射(又は蹴りたいピアス)
魚の目を取るには、一般的に液体窒素による低温火傷を誘発する方法がポピュラーです。
古の方法では、もぐさでお灸とか。
患部を壊死させる訳ですね。
しかし、これは確立された方法ではないらしく、効いたり効かなかったりなのだとか。
然るに、自分のも治らない。そもそも、大人になるとかなりの難治だそうです。
この液体窒素を押し付けるのは、えらく痛い。火傷だから痛いのは当たり前だけど、一日中ジンジンして、気になってしょうがない。バファリンとかを飲むと、意識がボンヤリしてしまう。痛さをガマンして仕事を続けるか、バファリンを飲んでボンヤリして仕事で泣きを見るか、まさに究極の選択だ。
何か他に手は無いのかとネットを探すと、抗がん剤を注射する方法、というのを見つけた。
そんなに遠方でもないので、行ってみる。というか、二回目。
保険が利かないので、一本の注射がバカ高い。1万5千円。
さて、何箇所か出来てしまっていたので、今日は人差し指。
この魚の目の原因だが、自分は柔道では左手で道着の襟をを掴む。
すると、相手は物凄い力でこれを引き剥がす。指がこすれる。これの繰り返しで、魚の目の出来上がり。
これはつまり、エラーの細胞なんだとか。
人指し指に二箇所あって、たまに気になると爪切りで切ったりしていたのだが、がん細胞が増殖するのと同じような感じで、こちらが刺激を与えれば与えるほどデッカクなってしまうんだそうです。
さて、先生は今回注射を七本打つのだと言う。
七本である。金額を想像し、混乱した自分は「七本て事は、九万円ですよね」 違うよタコV俺。
速攻で先生に訂正される。「ううん。10万五千円」
余談だが、この病院、スタッフが全員女性で先生も女医。
なんと恥ずかしい!三十過ぎの男が四則演算も出来ないなんて。
ビックリ価格だが、治したい気持ちの方が強いので施術してもらう。
ただ、割と患部同士が近いのと、前回薬指でやったのが反応が良かったので、薬を少なめにするとの事。
計9万5千円。
一晩たった今、指が膨れ上がってきた。これからびっくりする位、でっかくなります。
最終的に患部が剥がれ落ちて全てが終わるのだ。
仕事中ですが、痛くてキーボード打ちにくい。
そういや昔、スネークマンショーでこんな一節がありました。
「小豆大のツブツブができて、最後に鼻がもげてしまう」
それでは、ごきげんよう。
ゴダイゴの”The Galaxy Express 999″を聞きながら。
2 commentsスゲエぞおばあちゃん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000054-san-l11
68歳女性が強盗“撃退” 男捕まる 埼玉
7月10日7時51分配信 産経新聞
9日午前10時55分ごろ、菖蒲町の無職女性(68)方に男が侵入、直後に帰宅した女性と鉢合わせした。男が女性の頭をバールで殴りつけ、さらに殴りか かったが、女性がバールを奪取。振り回したバールの直撃を受けた男はその場に倒れ込んだ。近所の人の119番通報で、男は病院に搬送され軽傷。駆けつけた 久喜署員に強盗傷害容疑で緊急逮捕された。逮捕されたのは、住所不定、無職、佐藤勇市容疑者(57)。「盗みに入った」などと容疑を認めている。
おばあちゃんが強盗にバール(!)で殴られて、しかし反撃をかけて泥棒は御用。
68歳なんていったら、大分骨も脆くなってきているであろうに、殴られた後、反撃とは。
おばあちゃんには失礼だが、痛快ですね。
しかし、おばあちゃん大丈夫なんだろうか?
今頃になって、緊張感が抜けて、痛いのに気付いたりとか。
自分のように、普段ルール内での格闘技に興じている人間は、こういう時に対処できなかったりするのだろうか。
No comments
次期FX
と言っても、アレじゃなくて、バイクの話。
去年の九月に、GPZ900を下取りに出して、グラストラッカーを買った。
ある事で、相当にダウナーな時期で、いろんな事を消そうと思って、ろくろく考えずに売ってしまった。
ワンオフの、米PM社製ホイールを付けた、世界に一台のGPZだった。
ストイックな部類のバイクだったので、一生懸命走るのがくたびれた、というのもあった。
重くて、取り回しも大変だし、熱いし、都内では必要の無い、有り余るパワー。
高校生の時から乗りたかったバイクだったのに、車検を通しているだけになってしまっていた。
バイクは乗り続けたい。楽なバイクに乗ろう。軽くて、あまり熱くならなくて、高速に乗れる位でいいや。
それで、グラストラッカーを買ったのだが。
ダメでした。
グラストラッカーがダメなのではなくて、自分と何か合わない。
楽だし、熱くないし、軽いし。それでもですね。
あああ、やっぱデカイバイクだ。
自分の様な(?)ヤツには、大きなバイクだ。
GPZはとっくに誰かの手に渡り、よもや買い戻せない。
新車を買うほどの気合いも無い。
いつも懇意にしてもらっているバイク屋で、中古を探す。探しまわった挙げ句、次に来るバイクが決まった。
BANDIT1200S。
走行距離の少ない個体が九州で見つかったので、引っ張ってもらった。
本当はカウルの無いタイプが良かったが、走行距離と値段的に、これは中々無いだろうと、購入。
結局、グラストラッカーは300km程度しか乗らなかった。乗ってないのと同じだなコリャ。
機械を擬人化するのはどうかと思うが、グラストラッカーには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
TVゲームなんかでもそうだが、自分の使うキャラクターが死ぬのが嫌だったりする。
ゲームだから、死んでも良いや、といった考えをしないのだ。自分は。
これで、グラストラッカーは立派に中古車だ。甲斐性無しのオーナーで申し訳ありません。
BANDIT様、これからよしなにお願いします。
No comments仕事のスピリッツ
これから書く事は、あくまで私的な事です。これを垂れ流しているだけです。
仕事の話です。プライベートではありません。
見て不愉快になる方もいるかもしれませんが、自分自身、確固たる確証がないので、ツッコミは控えていただきたく、お願い申しあぐる次第。
私は、やる気があって、それでも失敗する人には怒りません。
同様に、やる気はあるのだけど、なかなか覚えられない人には怒りません。
責任感があって、不満を漏らしつつも頑張る人を頼もしく思います。
その一方で
私は、やる気が無くて、挙げ句に失敗する人に腹が立ちます。
同様に、覚える努力をせずに「分からない」を連発する人に腹が立ちます。
自分の力量をわきまえず、自分の主張をし、文句ばっかり言う人を好みません。
自分にも、そういう部分があるのかも(あったのかも)知れない。
会社の同僚M氏曰く、
「あなたから見て、自分の出来る10のうち、3位しか出来てなくても、その人にとっては、それが10頑張っているかもしれないよ」
会社の同僚N氏曰く、
「自分と似てる所とか、同じ所があると、人間て腹を立てるもんですよ」
自分もそうなのかも知れない。自分の力量をわきまえず、勝手な事を言っているのかもしれない。
分不相応に、人の上に立つ人間になってしまったのだろうか。
どう落とし込めば良いか、良く分からず悶々を重ねる。
仕事再開。
No commentsXserveRAID再起動(備忘録)
ウチの会社は、映像制作を生業としていて、それの機材はグループ会社の中でも、かなり充実している。
その一つに、XserveRAIDというものがある。これは各クライアントPCをメタルの線(要するにファイバーチャネル)で繋ぎ、その広大なエリアに映像素材を置いて、あっちでもこっちでも編集できるようにしたものだ。
ウチの構成は、400GBのハードディスクを14本。んで、メタデータやら何やらを差し引いて、つごう7TBをストア出来る計算になっている。
余談だが、ウチの会社、アップルから徒歩10分程の場所にあり、たまにアップルから人が見に来る。
そして皆、唸りを上げるXserveの入ったラックを写真に納めて帰って行く。
不思議に思って「アップルには稼動してるXserve無いんですか?」と聞いてみた。
すると「いやー、動いてるヤツって中々見れないんですよー」とにこやかに言われた。
何だか、不安な気分になる。
以前、業務用のDVDオーサリングマシンを導入した際、「全世界3000台突破キャンペーン中だからお安できます!」とか言われ、「世界中で3000台しか無えのかよ」と不安になった時の記憶が去来する。
まあ、いいや。
閑話休題
広いといっても、スペースが無限に有る訳でもなく、映像素材はデータ量がうなぎ昇っちまうので、編集が終わったら消去して次の映像素材を入れる。
どういう訳かここ最近、データを幾ら消しても、容量を回復しなくなるという現象に陥ってしまった。うげえ。
あれやこれやと退避させ、シェイプアップしても一向に増える気配がない。
サポートに電話するが、「症例がない」との事。
とりあえず再起動してくれと言われ、昼間は出来ないので、皆が帰宅するのを待つ。編集しつつ、モンハンなどを織り交ぜつつ、待つ。
深夜三時。機は熟した。裂帛の気合いを入れ、サーバーラックに向かう。
以下、備忘録として記録。
1,OpenDirシャットダウン
2,NasHeadシャットダウン
3,Mdc2シャットダウン
4,Mdc1シャットダウン
:2~4は終了プロセスが走らなかったので、手動で落とす。
5,XserveRAIDを二台シャットダウン(手動)
6,XserveRAIDの電源を入れる
7,Mdc2起動
8,Mdc1起動
9,OpenDir起動
10,NasHead起動
お、
容量が回復し始めた。
現在時刻4時15分の時点で、1.67TBまで回復している。
もう寝よう。朝には元通りだろう。
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