Archive for the 'その他ソフト' Category
Intel RealSense D435 + RecFusion
である。
USB接続のカメラなんて、どうせショッパイんだろう。
と命知らずなワタシは思っていた。
SDIとかで繋がないとさ、まー、アレだな。ダメだな。
そしてワタシは例によって買った事を忘れていたのだった。
いや、正確には使い方が分からなず、買った事を忘れたいのであった。しかしD435の箱はワタシの視界に容赦なく飛び込んでくる。チクショウ、やっちまったな。
ある日、ネット徘徊中のワタシの目に飛び込んだソフトがあった。
RecFusionである。こいつはD435などの深度カメラと組み合わせると、映したものを立体として形作ってくれる、凄いソフトだそうな。
https://www.recfusion.net/index.php/en/
立体は好きだ。オブジェクティブでプリミティブなワタシの思考を具現化するのだろう。
良かろう。仲間になるが良い。
これといった被写体がないため、カメラの箱でこれを略式とする。
良く分からない設定をいじり続けて数分。
立体として結像しているので、左右にも動かせてちゃんと隆起している。
うーむ、面白い。次はUnityにもちこんでみよう。
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Windows10でAE CS6を使ってみよう
現在、調べ中の事案があって、その中で環境の必要性から、家のPCをWindows10にしました。
ついでなので、前から画策していたPCの中身の入れ替えも行ったのであります。
資金はMacPro用に貯めておいたヘソクリ。一部は会社で自分が使うPCに使い、
残りを今回の入れ替えに用いました。
CPU 7700K
M/B Asrock Z270 Supercarrier
RAM Sanmaxの2400の16GBを二枚
他は使いまわし。
Z270 Supercarrierにしたのは、Windowsではイマイチ普及していないが、Thunderboltの、それも3が付いているのと、5GbpsのLanが付いている。この二点である。
そんなにポンポン変えれないし、向こう五年くらいは使いたいので、この選択にした。
OSをWindows10にしなければならないのだが、CPUは6700kと大分迷った挙句の7700kです。
7700kは、たまたまネット通販で一個限りで、相場より安いのが見つかった事もあり、予算的にはホクホクであった。
組み換え自体はすぐに終わったのだが、
Windows10のライセンス認証で弾かれまくる。がその後認証通る。
懸念となるのがアドビ関係である。
ワタシはCS6を未だに使っているのだが、出来ればこのままCS6で行きたい。
のだが、Win10はCS6未サポートであるらしい。
ネットの情報では、CS6が動くには動くらしいので、何とか今暫くごまかしたい。
インストール自体は特に何事もなかったのだが、大事なのはAEにおけるGPUサポートである。
ちなみにワタシは伝統的にElsaのビデオカードを使用していて、家のはGTX650Ti BOOSTだ。
CS6での使用を前提にしているのでケプラーだが、680だと消費電力が気になるので、650にしている。
さて、ここからは備忘録的な話になる。
AEのプリファレンスからプレビューの項目→GPUの情報を見ると…。
ヘッヘーイ、使用不可だぜ。ヒャッハー。
もちろん、レイトレースの設定ファイルに追記もしているのだが、GPUが使えない。
多少の不具合は諦めるか、という訳にもいかず、あれこれ調べ始めると、
Photoshopのプリファレンスでは、GPUサポートに表示されているのが、内蔵GPUの630になっているではないか。
何だか良く分からないが、ビデオカードの優先順位が内蔵→外付けになっているようだ。
ネットではWin10にしたら、こうなってしまったっぽい人がちらほらいるようだが、解決策はないのか。
ちなみに、EDIUSも少し使うので、内臓GPUの再生支援は切れない。
そして組み換えから二日目、帰宅したワタシはいつものようにPCに向かうものの、状況を打破できずにいた。
会社のPCが問題無いのは、やはりWin7だからなのだろうか。うーむ。
幾つかの仮説の繰り返しの中で、一度内蔵GPUをオフにしてまたオンにしたら…?というのを思いついた。
所謂、派生型再起動理論である。
早速オフに…すると!!
お、GPU効いた。
オンにすると…。
効かない。
だめかー。でもまるでダメという訳ではないようだ。やはり、内蔵GPUを優先しているようだ。
まったく、Windows10ってえのはダメなやつだ。(→CCにアップグレードしない自分は考慮しない
何とかして、この優先順位を変える事は出来ないのだろうか。
うーん、内蔵GPUの方から入力しているのがメインに設定してあるモニターで、
650の方から入力しているのがサブだから、650の方をメインにすると、どうなるのかしら。コントロールパネルから設定を逆にしたところ。
それより何より、Win10って今まであった所に設定が無くなったり、名前が変わってたり、勘弁してくれんかね。まったく、Windows10は
うおうっ、来た!GPU効いた!!
そういう事なのね。
サブのモニターはDVIしか無いので、650からのケーブルをサブの方につないで、マザーからのHDMIをメインのモニターに繋いだのが敗因だったようだ。
タスクバーがサブの方に行ってしまった。スプラッシュ画面もサブにて立ち上がる。微妙に気持ち悪い。
という訳で、ワタシのように往生際悪く、Windows10でCS6とEDIUS8をGPU支援ありで使いたくて、内臓GPUありのPCを組んでしまった諸君。
出力するモニターの繋ぎは重要だぜ!!
ワタシのみたいに何となくやってしまうと、時間を無駄にするって事を覚えておいてくれよな!!
No commentsHitFilm2017
と言うソフトを最近見かけるようになった。
こいつは、FXHOME社が開発した、編集、合成などが一通りできるオールインワンソフトウェアで、前身はVideoLabやEffectsLabの名前で発売されていた物だ(と思う
ワタシがこのVideoLabやEffectsLabを購入したのは、まだ確かQuickSilverのG4Macを使っていた頃だったので、かなりの大昔であった。
この当時のワタシは閉塞した社会に乾坤の一発を食らわすべく、仕事で使うソフトも自腹で購入する、という活動に勤しんでおりました。
まあ、その殆どが役に立たなかったのは隠すことにして、この二つのソフトは、とにかく動作が重かったのです。
今でこそ、ノンリニアの編集ソフトはリアルタイムで動作するのは大前提です。大前提というかそんな事は、最早意識もしていないですよね。
結果、動作が重かったり、メニューの単語の意味が分からなかったりで、いつの間にか買ったことも忘れていました。
ワタシには良くある事です。
たまに、部屋の掃除をしていると、ソフトの箱の中にコイツ等を見つけて思い出す程度でした。
で、このHITFILMを購入した人たちのユーザーサイトや解説ページなどがチラホラ見られるようになり、
年明けに半額セールがやっていたので、購入してみた。
機能に関しては、ワタシが書くよりも3RD EYEさまが書かれた、この辺りの記事がとても分かりやすいと思うので、ご覧いただきたい。
ワタシとしては、これについているプラグインが他のいろんなソフトで動作する、と言うのを聞いたためと、あの頃の重さはどうなったのだろうか、といった辺りだ。
ちなみに、プラグイン込みの編集ソフトをHITFILM、プラグインだけの状態をHitFilm Igniteというようだ。
結果、AE、Premiere、EDIUSでプラグインは動いた。
のだけど、やっぱり結構重たい。EDIUSでは、HDのCanopusHQにかけてみたのだが、ワタシの6700K環境ではリアルタイムではほぼ動作しない。
HitFilmとしては、HQコーデックを読めると言う事に、ちょっといい感触であったけど、リアルタイム性にやはり微妙な感じがある。
まあ、この辺りは環境によるのかもしれないので、仕方ない部分もあると思われる。
操作感は、JKLもサポートしているし、結構AEとキー割り当てが同じものが多く、それほど迷う事もないんじゃないかと思う。
外部モニタへの出力は今の所、出来ないっぽい。PCモニタをプレビューモニターに使うようだ。
これで、AEのサードパーティプラグインやスクリプトが読み込めたらなー、なんて思うのである。
わざわざAEに持って行かずに、EDIUSでかけられるエフェクトが増えたのは、素直に喜びたいと思う。
使わないけど。
VIDEO COPILOT LIVE! 2016に行ってみたよ
もう説明の必要も無い、稀代の合成野郎で若くてイケメンと非の打ち所の無いアンドリュークレイマー氏のセミナーです。生「hey what’s up」を聞きに行ったのです。
前回は会社から程近い新宿だったので、チャリで行ったのだけど、今回は六本木。
前回と同じ会場でやってくれればいいのに。寒いし。
じゃあ行くなよ。
いやあ、驚きました。
無料のセミナーで、なんとお弁当付だったんです。
セミナーで飲み物を渡されるのは割りと良くあるんじゃないかと思うのだけど、今回はお茶とおにぎりです。
内容はおにぎり二つに卵焼き、きんぴら、たくあん、からあげ。うーむ、なんと言うセミナーだ。
しかも、座席指定があり、ワタシは最前列だったのでこれをいつ食べるか、思考のかなりの部分をこれに費やした。
最前列でワッシワッシやっていたら、アンドリュー氏に「君はこの件についてどんな考えを持っているかな?」とか指されてしまったらどうしよう。
いや、待てよ。
これはアンドリュー氏の粋な計らいで、会場の一体感を高めるために、全員で一斉にいただきます。とかするんじゃないだろうか。学校給食みたいに。
いや、もしそうなら、日本食にそれほど慣れていると思えないアンドリュー氏のために、サンドイッチかなんかにするんじゃないだろうか。
いやいや、そこを敢えておにぎりにするのがアンドリュー氏なのでは?
あれこれ思考を巡らせていたら、隣のおっさんはさっさと食べ始めてしまったではないか!!
ふふふ、後で一斉に食べるパターンになっても知らんぞ。
だが、休憩時間に周りを見渡したら、
みんな食べているではないか!
そ、そうか特に何も無いのなら。そう思考をまとめると、
ワタシもおにぎりを頬張ったのだった。
※隣のおっさんは、休憩時間後、これからアンドリュー氏のセミナーなのに、戻ってこなかった。
彼は一体、何を目的に来たのだろうか。
出力したファイルにインサート cineXinsert
http://www.cinedeck.com/cinexinsert/
である。
ワタシは以前、テープからファイルベースに移行するにあたり、完成品マスターに一箇所だけノイズが見つかったりとか、1カットだけ修正したい。とか発生した場合は、全部出力し直しなんだろうか、面倒だなあ。と思っていた。
ウチの会社では、以前はDVCAMをマスターテープに使用していたのだが、180分作品などをテープに出力してチェックをして、ノイズが入っていたり、テロップ間違ってた、とかなるとさあ大変。
別のテープにその付近を書き出して、リニアの編集機でインサートするのだ。
途中から二層のDVCAMを使ったり、STORM3Gを使ったりと、段々楽になったものの、尺の長い物の出力は色々面倒だったワケですな。
ファイルベースに移行する際も、散々経験したこのインサートは、ワタシの心に澱のようにのしかかり、
「ここは、何とかしないとなあ」なんて思っていた。
さて、おっかなびっくりファイルベースになり、気がついたら何となくワークフローも確立し、
自身の業前も老練というか円熟の域に達し(注:ウチの会社でのみ)出力し直しと言うのは、殆ど発生しなくなって、気がついたら、ファイルの出力待ち時間は、ワタシにとってむしろ憩いの時間となっていたのである。
余談だが、最近の憩いの時間の使い方は、「ウィキペディア最短移動ゲームで」ある。
例えば、ベートーベンから北島三郎までを、リンクを辿って何分で移動できるか。
見ているのはウィキペディアだから、周りからは何か調べ物をしている様に見えるのでおすすめだゾ。
要するに、「ファイルにインサート」などと言うのは、すっかり忘れていました。という話だ。
そこへ、cineXinsertである。
過ぎ去った青春の日々が、鮮烈に蘇る。
要は、このソフトは「あ、指示声消し忘れた」とか「あれ、カメラ見切れてるじゃん」などと言った、
映像制作あるある10傑を、その対象カットだけ直せるのである。
要らないカットを消して、前に詰める、とかも出来るのだろうか。
ただ、Mac用なので今のワタシには検証が難しい。どなたか宜しく。
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Affinity DesignerのWindows版か!!?
以前に爆安にしてフォトショップの代わりになるかも!?と書いた、Affinityのソフトだが、
なんと、Windows版も近々の発表なるかも!!
https://affinity.serif.com/en-us/windows/
これはすごい、ビックリ。
ワタシは以前にMac版を購入したのだが、MacからWin移行への潮流を模索しているため、(何か特別な事はしていない)
「Windows版出ねえかなあ」と思っていたのだが、うれしい悲鳴である。
だけど、何が出るのかは書いていないすね。
とにかくですね、AEのプラグインが読み込める、Affinity Effectsなんてのが出てきたら、もう列島震撼ですよ。
そしたら、アドビにこう言うのです。「アンタら、ぼやぼやしているとエラい事になりまっせ。時代は変わったんだ」
とかね。
No commentsVideoCopilot New Plugin SABERとElement3DをCS6で組み合わせる場合
VideoCopilotから最新プラグイン「SABER」が公開されたぜ。
老若男女のみなさん、テイクフリーだからとっくにダウンロードしているかな?
暫くすれば、SABERを使った映像が巷に溢れるんだろう。
ワタシなんぞは新しいプラグインが出る度に、「早く覚えて、このプラグインの第一人者になろう!」と、勢いだけはいいものの、まあ毎度毎度日々の仕事に忙殺されて、気がついたら買った事すら忘れてしまっている有様だ。
皆はどうだい?
「早くこのソフトを覚えちまえば、解説本の依頼が来て、仕事依頼の電話はジャンジャン鳴りっぱなし、発泡酒からビールに格上げ出来るかも?」
なんて思っても、そうは問屋がおろさない。
YouTubeには瞬く間に解説動画がアップされ、後塵拝しまくりの状況から脱け出せないって訳さ。
そんな事はどうでもいいね。
そんなSABERのトレイラー映像の22秒辺り、Element3Dの3DテキストにSABERのプラグインがカッコよく走る箇所があるけど、皆もアレ、やりたくなっていないかい?
チュートリアルを見ると、あれはAECCですね。
ワタシCS6止まりなんすよ。
CCの事はよく知らないんだけど、レイヤーの扱いが違うのかな。
CS6で同じ事をやろうとすると、Element3Dのオブジェクトが表示させられないので、
マット設定を追加して、こんな風に設定するとちゃんと表示されるぜ!
他にもやり方はあると思うけど、一例として参考にしてくれよな!
No commentsAFFINITY DESIGNERについてちょこっと
ちょっと前のエントリーで書いた、serifのAFFINITY DESIGNERですが、ドネーション気分で購入してみました。
これで新しいソフトも、お安く開発してくれたらと期待を込めて。
アドビのイラストレーターのようなソフトな訳ですが、過去にはマクロメディアの「FREE HAND」なんかもありましたな。
さて、このAFFINITY DESIGNER、ショートカットはイラストレーターと大体同じっぽい。
操作感が似ているならば、既存の環境を置き換えるものとしての期待が高まるのだが!
Aiファイルの出力は出来ない…。この辺りって、権利の話なのかしら。(読み込みはできる)
まあいいや、AFFINITY DESIGNERで生成した、文字のファイルをAEに読み込みできれば、まだ御の字だ。
読み込めない…。
この辺りって、…えー、良く分かんないや。
というか、ワタシのAEがCS6なので、新しい形式のファイルだと、AEが分からなくて読み込めないのかも。
という、レビュー以下ではあるけれども、AFFINITY DESIGNERについてでした。
シーユーネクストタイム! バイバーイ!!
No comments遂に真のフォトショップキラーアプリとなるのか!?AFFINITY PHOTO
とにかく、このソフトをご覧あれ、
つまり、機能としてはフォトショップである。
こちらは、まだ試していないがイラストレーターに近いソフトであろう。
ワタシの仕事や趣味では、PSとAIは今やそれ程新機能も必要なく、CCのような、毎月お金を払って常に最新版、みたいなのは必要がないのだが、これらのスゴイ所は、価格は5千円ほどである。という所だ。サブスクリプションなし。
そりゃあなんじゃい。という話なのだが、幾らなんでも、タダだと「いつでもできるからなあ」なんて気分になってしまい、結局使わないのだが、この微妙に安すぎず高すぎずの価格設定は、ワタシの琴線を揺さぶりまくるのである。
それって、アンタだけじゃないの。とか言われそうだが、じゃあ、ワタシだけでもいいよ。とにかく凄いのだ。
さらに、ショートカットもPSに近いため、割とすんなり馴染めそうだ。
熟成したら、本当にキラーアプリになってしまうのではないだろうか。
ワタシがさらに望むのは、「AFFINITY EFFECTS」なんてのが出てきて、ショートカットも大体同じで、しかもAEのプラグインが読めるやつが出てきたら、もう鼻血ブーである。
アドビ帝国は強大すぎた。実際のところは分からないが、価格まわりの面など、慢心があったのかもしれない。
しかし、永遠に続くものなんてある筈も無き。油断大敵火がボーボーである。
No commentsFUSION7がタダになった!
ちょっと前に、列島に激震がはしった、BMDのEYEON買収のニュース。
映像制作者をびっくりさせる事では、抜群の安定感を誇るBMDが、またしても爆弾を投下した!
なんとFUSION7が無料である!!コチラ
ワタシは以前に、オークションで手に入れたDPSのボードにFUSIONがくっ付いていて(当時DIGITAL FUSION)、まあ折角だし、と登録し直して、アップグレードしてみたものの、もうすでに頭がAE脳になっていたため、ノードベースにちっともなじめず、最終的には、買った事すら忘れていたのだった。
しかし、先日のニュースでふと思い出し、「BMDが買収したのなら、バカ高いアップグレード料金が安くなるかもしれないなあ」などと思っていたのだが、とんでもない!!!
タダになってしまった。
薩摩守タダノリである。
これで、アドビ大公は値段下げるんじゃないかと、調子のいい妄想に想いを馳せる。
AEが月に500円とかだったら、CCの契約をするんだがなあ。会社のCS6も、軒並みアップグレードしても大丈夫なのだが。
しかし、ビデオ機材やソフトに於ける、世の有為転変というものはただならぬ。
あのAEも、ワタシがハタチくらいの頃は、卸価格で40万くらいしていたのに。
さて、以前は、ビデオのI/OはDPSとAJAのボードだったが、BMDが買収した今、BMDのボードから出力されるようになるのだろう。AJAはサポートされないんじゃないだろうか。
あら、予想通り。
その代わりといってはなんだが、カノープスコーデックは読み込める。
とにもかくにも、映像世界への扉はいとも簡単に開くようになってきている。
ワタシの如きは、修練を怠らないようにしなければ、あっという間に凡百以下になってしまうのは自明の理であろう。
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