Archive for 9月, 2011
HXR-NX5Uを日本語化してみよう
ある種の失敗談です。
日本で使うNXCAMが少し足りないため、まだそれほど活発に活動していないUS支局から、HXR-NX5Uが二台届きました。
5Uなのでメニューは英語です。
英語の苦手な社員も多いため、いい悪いはともかく、日本語化できんだろうかと模索。
ファームウェアを見ると、未だにVer.1のままでした。
これに、日本のファームウェアを当てれば、日本語メニューになるんじゃね?
でも会社のだし、もし動かなくなっちゃったら、まずいしな…
数時間後、無謀にも日本のVer.2ファームを当てる俺の姿がありました。
そう、人柱大五朗の名に恥じない振る舞いをしなければ。
ドキドキしながら、様々な思いが去来します。
動かなくなっちゃったら、
みんなに白い目で見られて、
あの人、実は何も分かってないじゃん、とか言われて、
修理代と運賃自分で払って、
まさに負のオンパレード。
ファームウェアの進行状態を示すプログレスバーはゆっくりと伸びていきます。
早く終わってクレー、途中で止まらないでクレー。
無限の時間の様にも感じられたけど、割とあっさり終了。
んで、電源入れると。
英語!!!
みなさま、これでお分かりでしょう。
私の後に続く人がありませんように。
No commentsHXR-NX70J(の、下準備)
朝、会社のワタシの席の前に、ソフトケースが。
あんだよ、置きっぱなしにしやがって、誰だ。
探し出してカリカリになるまでヤキをいれてやる。
開けてみますと、中にはHXR-NX70J。うわお何これ。
こいつは、もしかしたら、一足早いプレゼントか??
いやー、機材オタクみたいで嫌だなあ。
満更でもないワタシ。
数時間後…
ADタチバナ「あー、おがたさん。副社長が次のロケで70J使うそうです」
ワタシ「あ、そうなんだ」ちょっとガッカリ。
ADタチバナ「それでー、ヒートランしておいて欲しいんですけど」
お前がやれーーーーーーーー。
No commentsHD THUNDERよ、どうしたというのだ
自分のHD THUNDERは、P5K-E+Core2Quad9550のPCに挿していて、
これにVTRはDSR-2000を組み合わせ、EDIUSを使用したDVCAM編集においては、なかなか非の打ち所のない環境を構築しています。
未だにDVCAM、とか言っている辺りはさておき。
インサートがEDIUSのタイムライン上から出来るのは、とんでもなく便利で、今までは240分の作品にノイズが1フレ入っていた時なんぞは、
別のテープに該当箇所を出力して、リニアの編集機でインサートしていたのです。
それが、EDIUSのタイムライン上から、「ここから、ここまで」イン点アウト点を決めて出力するだけで、修正できるのです。
この、シビレルほどの楽さ。手放せないぜ。
さて、64bitのXPでは、HD THUNDERが動作しなかったため、諦めて、64bitの7にしました。
7はディスクスペースも結構使うので、XPから使っていたHDDでは手狭な感じがしていたので、500GBのものに換装して、そこにOSを入れ替えました。
EDIUSもインストールして、念のため動作チェック。
そう言えば気になるのが、たまに起動時にHD THUNDERのドライバーが上手く読み込まれない時があって、再起動すればいいのだけど、2,3回再起動しなければ上手くロードしない事もあって、ちょっと面倒な時がある。
他の使用している方の意見もお聞きしたい所。
閑話休題
動作チェックをしていたら、不思議な現象にぶち当たる。
EDIUSを立ち上げて、一番最初のテープ出力時に、何故かBusBusyになって止まってしまう。
音声だけインサートすると、アウト点に音声ノイズが入る。
画と音をインサートすると、アウト点が乱れる。
アッセンブルだと綺麗にできる。
普通逆じゃないか??
弱ったなあ。この組み合わせが上手く行かないと困るんだけど。
もう一回OSからクリーンインストール。
…直らん。
まさか、HD THUNDER壊れてしまったんじゃなかろうね。
何パターンやっても改善しない。DSR-2000の方は大丈夫なのか?
試しに、DSR-1500に繋いでみた。
あれ、普通にインサートできるぞ。
何度やっても上手く行く。 こいつは、DSR-2000がイカレたのか。
Aの無い、DSR-系はメンテナンスが終了してしまっているのもちらほら。マズイぞ。
もう一度、DSR-2000に戻してみる。
あり???こっちもインサートできるぞ???
どうなっているのだ。
こいつは、相当念入りにチェックしなければなるまい。
いざと言う時に、使えなければ意味ないからな。
これから地獄の耐久レースじゃ!!
2 commentsLTOバックアップの対抗馬か?
副社長の会社では、去年の4月頃からNXCAMでの収録を開始した。
ファイルベースに移行したので、撮り素材など、中間のデータをどのようにバックアップしていくか。
その時点で、あまり危険度を感じないバックアップ方法は、cache-a社のLTOテープを利用したものだけだった。
この辺りは、人それぞれ考えもあるので一概には言えない。
ウチの会社でも、10月からNXCAMの撮影に移行する。
リソースの共有といった面や、どちらかの機械が壊れた時のために、同じ物を導入した。
NHKや民放でも導入が進んでいるそうなので、今後暫くはこのスタイルでやっていけると思う。
と、思っていたら、アムステルダムのIBCで、ソニーが中々アツいものを発表していた。
詳細はコチラのSONYのサイトをご覧頂ければと思う。
12枚の光学ディスクメディアを、アーカイブストレージとして使うというものだ。
書き込み速度や、メディア、ドライブそのものの価格は分からないが、後発であるだけに、LTOタイプのものより低価格で出してくるのではないだろうか。
ちょっと不安なのが、12枚中の1枚が読めなくなったら、全体が読めなくなるのじゃないだろうか。
しかし、バックアップで低価格の選択肢が増えるのは、とても良い事だと思う。
2 commentsOSX Lionは、AFPをデフォルトでサポートしていなかった
ここ最近、普段の仕事の他におニューの機材のテストが延々続き、何度やっても上手く行かないスパイラルに陥っていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
昨日の夜、PRの編集で追い詰められている俺の所へ、副社長から内線。
「共有(NAS)に繋がらなくなったんだけど」
(内心)
ククク、そんな時はまず再起動ですよ。しかし、これを俺がサラッと解決することで、俺の株はまた上がるのだ。
「やっぱ、おがたに聞くのが一番だな」
後の世に俺は、この様に評価されるであろう。
一円もかからない空想遊びに満足して、副社長の所に出向く。
…あれ?なんか、見た事の無いメッセージが。
バージョンがなんたらかんたら。
よく見たら、OSがLionになっているではないか。
ひょっとして、AFPが使えないのでは?ありうる。
ネットで調べると、結構出てきたので、面食らった人も多かったのではないだろうか。
この先、同じ衝撃を受ける方もまだいると思われるので、対処方法のリンクをここに。
2 commentsFCP7再販
FinalCutStudioが再販されるそうな。
俺はまだ、Motion5を買った所で止まっているけど、FCPXを購入したユーザーの声が厳しかったのだろうか。
触ってないので、何とも言えないけど、マルチアングル編集が無いとか○○とか、○○だとか…。
先ごろ小耳にはさんだのは、オートセーブしかないとか。
好きな時に、セーブ出来ないって、エキセントリック過ぎて、訳がワカラネエ。
FCP7でAVCHDをネイティブに扱えるようにプラグインとか付けてくれれば良いのではないだろうか。
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