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LTO7へ移行する

12月 31st, 2016 | Category: 編集関連

年末ですが。

年末ですね。

ウチのような、自社で著作権を持つ作品を作っている会社さんには、5、6年前から移行の始まったメモリー収録におけるバックアップや、その後の映像の保管に関して頭を悩ませた人も多いのではないでしょうか。

ウチもそうです。

その答えとして、ウチではLTO5によるバックアップを最終形態として採る事にしました。

んで、その当時のワタシは予言めいた事を考えていたのか、

これでいいのだろうか

この当時のエントリーで、何となく上手く行っているように見えるが、ある日突然、想像の斜め上を辺りを横っ飛びしてきたヤツにトンでもないダメージを喰らうかもしれない。という事を文末に書いていた。

要するに、今の時点では分からなかった事が将来起きてしまわないか、というヤツである。

それが実際に起きたのである。起きたというか、起きる前に発覚したというか、水際で止まったというか。

致命傷では無いものの、今までとこれからのバックアップについて、非常に危機的な状況が発生したのである。ウチの会社における、キューバ危機である。

この事態はインタービーのちょっと前くらいから発生して、12月の中位まで殆ど状況が動かず、ワタシはかなりドキドキしながら過ごしていた。

あまり詳しく書くのもアレなので、結果として、ウチの会社はこの一件をきっかけにLTO5から、LTO7へと移行する事にした。

本当はウチのデータのボリュームを考えると、LTO8の時に移行をしたかったのだが、背に腹は抱えられなさ過ぎたのだ。

そして恐ろしい事に、今までとってきたバックアップ、LTOにして600本位あるテープのフォーマットをTarからLTFSに移し変える作業が発生する事になった。

結局、「そりゃ、お前の計画に入念さが足りなかったんだろ」と言われればそれまでなのだが、

踏まえた上でとても個人的な見解だが、LTOでのバックアップを検討している会社さんは、LTFSでやった方がいいと思います。

かつシンプルな機材で行うのがおすすめです。

本当に個人的な見解ですが。オマエガイウナ。

今後はこの様なスタイルで行おうと考えています。
左はMacbookAirですね。真ん中はWDのHDD、左がmLogic社のLTO7ドライブ。
これを全てThunderboltで接続して、今後のバックアップを担おうと。
Macはデータの取り回しの都合から、Windowsに化かしてあります。

よほど大手の会社で、データ管理専門の人を雇えるようであれば、あまり気にしなくてもいいのかもしれないが、中くらいまでの会社さんは、ここら辺に極端な労力を割くのは、あまり得策ではないと思う。

大体は、ある程度社内で得意な人が担当すると思うのだが、いろんな作業を兼務する場合は、さらにややこしい仕事が増えてしまうのだ。

例えば、ワタシで言えば編集業務もあり、素材の取り込みやらPCのトラブルシュートなどなど、色々やる事あるので、もちろんちゃんとバックアップが取れているか確認するにしても、バックアップ自体が進まなくてテンぱる、みたいなのは非常にやっかい事なのだ。イメージ沸くだろうか。

纏まりの無い文章になってしまったが、

1、バックアップの機材はシンプルがおすすめ。
2、フォーマットに関しては、自分の力量も込みで熟慮が必要である。且つ、オープンフォーマット。
3、どの道、10年後はどうなっているか分からん。

と言った辺りだろうか。

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EDIUS8.31を入れてみようぜ

12月 08th, 2016 | Category: EDIUS

やあ、みんな。
年の瀬はどうだい?
ワタシはバックアップの機械がぶっ壊れて、修理に出しても治らず、四苦八苦したり、フリーの監督が撮影してバックレた素材の編集で追い込まれているぜ。

インタービーも行ったけど、いろいろ見たのだが、えーと何だったっけ。

そんなモヤモヤを吹き飛ばすのがEDIUS8.31.1333である。
ついぞこの間、8.3が発表されたのに、どうしたと言うのだ。

もうですね、とにかく内蔵GPUだけじゃなくて、ビデオカードでも再生支援して欲しいのですよ。
何度でも言うけれど、オフライン時のマルチカム編集で滑らかな巻き戻しを切に願う次第です。

では、早速…。

あ、リリースノートが無い…。

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