Archive for the 'EDIUS' Category
EDIUS8における安定版
ワタシはEDIUSのアップデータが出ると、後先考えずに入れてしまう方なのだが、
ここの所、回を重ねると、何かは良くなっているのだが、何かがダメになっている。という事があり、
そのダメも致命的であるため、珍しく以前のものに戻した、というお話。
8.5以降のアップデータだが、撮影素材でオフライン中に(ウチでは概ねNXCAMのAVCHD)
再生中の画面にちょっと前の映像が1フレ入ってしまう、という症状が突如出始めた。
ピクチャーとPC画面の両方に出るので、BMDの問題では無さそうで、いろいろ試してみたが、どうやらQSVっぽい。
困るのが、オフラインが終わって出力したAVIに入ってしまっている点だ。
QSVを切った所、発生しなくなったため、ほぼ確実にこれだと思う。
ネットを情報を漁ると、画面全体が緑色にパカパカなってしまうという人がいて、この人もQSVを切ると収まったとの事だった。
まあ、描画周りの話なので、そういう事なんだろうと思う。
もう一点は、これはワタシではなく、監督のPCなのだが、タイムラインの幾つか開いているシーケンスが、入れ替わってしまう。という症状だった。
これについては何だか良く分からない。
で、いろいろ入れ替えて試して、8.31が一番落ち着いている、という結論に達し、QSVを使っているPCは全て8.31に戻した。
シーケンスの入れ替わってしまう件も、ピッタリ治まったそうだ。
当然、内蔵GPUの無いCPUの場合は発生しないと思う。細かくは未確認。
バージョンアップと書いて、新しいバグを撒き散らす、みたいな格言もある訳だが、
外付けビデオカードでの再生支援を心からお願いしたいと思う。
(その辺はアドビと一緒だっていいじゃない。
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EDIUSで波形キャッシュが消えてしまった場合の対処
みなさん、こんにちは。
ワタシは最近、EDIUSからUNITYへの遷移を迫られ、そうこうしていたら、結局EDIUSに戻ってくるという、あまり成果のない時期を過ごしていました。
えー、さて、
どこかの掲示板で、EDIUSの波形キャッシュが消えちまったぞ、という書き込みを見た訳ですが、
その書き込みをされていた方は、その後解決したようなのですが、ワタシが知る波形キャッシュが消えてしまった時の対処を記しておきたいと存じます。
状況としては、今まで表示されていた波形が突然見えなくなってしまった。或いは、特定のシーケンスだけ表示されない、こんな所ではないかと思います。
この症状がいつ頃から出るようになったか、今一つ覚えていないのですが、多分これ、シーケンスないしはプロジェクトの破損だと思うのです。
なので、このプロジェクト内であれこれやっても、波形は出てこないのではないかと。
その対処方法なのですが、新しく新規プロジェクトを作り、その中に、「シーケンスのインポート」で波形の出なくなっているシーケンスを読み込みます。その後、波形の消えたシーケンスの中身を全選択してコピーし、新しいプロジェクトにシーケンス1があると思うので、そこにペースト。
すると!
波形復活!
ジーザス!
元のシーケンス怪しいので、全部移動してしまった方が安全な気がします。
以上です。
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EDIUS8.31を入れてみようぜ
やあ、みんな。
年の瀬はどうだい?
ワタシはバックアップの機械がぶっ壊れて、修理に出しても治らず、四苦八苦したり、フリーの監督が撮影してバックレた素材の編集で追い込まれているぜ。
インタービーも行ったけど、いろいろ見たのだが、えーと何だったっけ。
そんなモヤモヤを吹き飛ばすのがEDIUS8.31.1333である。
ついぞこの間、8.3が発表されたのに、どうしたと言うのだ。
もうですね、とにかく内蔵GPUだけじゃなくて、ビデオカードでも再生支援して欲しいのですよ。
何度でも言うけれど、オフライン時のマルチカム編集で滑らかな巻き戻しを切に願う次第です。
では、早速…。
あ、リリースノートが無い…。
No commentsBMD Desktop Video10.8.2を入れてみたところ
10.4以降のBMD Desktop Videoからだったと思うのだけど、
EDIUS8でSDの編集をすると再生を始めたときに、画が一瞬パカッとなる現象が出ていて、これを避けるために10.3.7を使っていたのだけど、10.8.2のリリースノートにワタシの使っているDeckLinkのバグの修正について記述があったので、といっても、書いてあったのはオーディオ周りの事なのだが。
これを入れてみたところ、パカッ現象はたちどころに収まったのである。
見ている方としては画がパカッ、だったのだが、実際には音関係の話だったのか、それともBMDでも「いや、それ全然関係ねーよ」だったのかは不明である。
とにかく治ったので結果オーライである。
No commentsEDIUS Pro 8 +AJA
そういえば、EDIUSが8になってから、
http://www.ediusworld.com/jp/support/faq/cat120/cat18_755.html
ワタシはここだけ見ていたので、EDIUSのサードパーティはBMD系だけになって、AJAやMatroxは外したのかと思っていたのだが、
http://www.ediusworld.com/jp/edius/edius_pro8/index.html
ここにはAJAもMatroxも書いてあるではないか。
今更感もあるが、ワタシと同じようにスパイラルに堕ちている人がいるかもしれないので、
KONA LHiをEDIUS8のマシンに移してみたよ。
それだけだよ。
ワタシのは円高の時期に、ちょっと入院した時の保険の戻り金で、海外から購入したLHiなのだが、それでも12万位したので、動いてくれてうれしいぞ。
No commentsEDIUS Pro 8.2その後その2
すっかり書くのを忘れていたのですが。
速いメモリーに換えてみたら、マルチカム編集でも引っ掛からなくなった。イエーイ。ってえ話でしたが、
「あれは勘違いでした」
ないしは
「たまたまあの時は引っ掛からなかった」
だけでした。
その後、社内のPCを3台組み替え、その都度2666→3200と上げていったのが。
「すべて引っ掛かりが生じた」
何だか判らないが、2400を試したあの時だけは、どのPCでも引っ掛からなかった。
だけであった。
はああああ。
しかしながら、こうなってくるとやはりEDIUSとQSVのやり取りに何かあるんだろうと思う訳ですな。
6700kよりもGPU性能の低い、2700kや3770kでも症状が同じである事。
映像素材を編集用NASに置いても、ローカルHDDに置いても同じ。
周囲の友人知人に聞いても、同じ症状。
環境依存等では無いのは、概ね疑いようが無いのではないだろうか。
QSVじゃなくて、普通にビデオカードで再生支援してくれないかなあ。
No commentsEDIUS Pro 8.2その後
少し前に、EDIUS 8.2において、QSVを使用したマルチカム編集で、4カメになるとカット変わりの直前に一瞬引っ掛かりが生じる。という事象を書いたのだが。
しかしレスポンスの向上や、撮影時の面倒事を減らしたいので、仕事では「こういう風に対処しましょう」と手段も決定し、11151系のマザーに随時更新する事になり、社内のPCを一台更新後、さらに二台更新しました。
で、社内PCの一台目はワタシの個人PCと一緒で、2133のDDR4にしたのだが、二台目三台目の更新の際に、SanMaxのDDR4で2400の16GBモジュールが出ていたので、これを使ってみる事にした。
三台のマザーはASUSのZ170-WSである。
最初の一台目は4カメになるとダメだったのだが、2400を使用した二台は、4カメでも引っ掛かりが無い事が分かった。げげ。
「すいません、一台目のメモリーを買いたいんですけど…」「この間買ったんじゃないの?」
まずいぞ、駆け引きが必要だ。どうにかならないだろうか。
もし、買い直すにしても、速いやつが良いのだが、どうしよう。
ウダウダ考えていたら、PCのモニターをUEFIに変えているワタシがいた。
まずは自前のPCで試してみよう。2133→2400
すると!!
4カメで引っ掛かりなく動いている。ひゃっはーー。
待て、次号!!
No commentsEDIUS Pro 8.2
である。
21日にアップデータ配布と聞き、ワタシは「多分アメリカ基準で22日になってからだろうなあ」と、思っていたので、日が変わって22日、自宅のPCの前にへばり付き、貧乏ゆすりの代わりにマウスクリックを繰り返していた。
高橋名人もびっくりの連射速度である。
1時前位だったか、流れるような操作でEDIUSを起動すると、「アップデータがあるぜ!」とのダイアログ。
早速ダウンロードして、試してみたが。
家のPCは第一世代i7である。
GPU周りの検証はできない。その上、リリースノートもこの時は出ていなかったので、何が違うのか良く分からん。
とりあえず、モーショントラッキングだけでもやってみようか。
やり方は、マスクフィルタを適用し、適当にマスクを切って、トラッキングのチェックを入れる。その後は「順方向にトラッキング」ボタンを押せば勝手に計算をしてくれる。
…。おー、結構追いかけるではないか。
この日はこれで終わりにした。
ワタシの中での大事な所は、QSVがどうなっているか、であるため、朝会社で早速試す。
マルチカムでAVCHD素材を4カメにしてカットの切れ目付近を…。
駄目かーーー。
やはり引っ掛かってしまう。嗚呼。
ここなんですよ奥さん。ここを直して欲しいんですよ。
新機能より何より編集がちゃんとできる事がなんですよ。シクシク。
QSV使用時にファイルエクスポートでEDIUSが爆発するのは直っているみたいだけど、4カメ以上のマルチカムがなー。
QSV使わないんじゃ意味ないしなー。
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i7 6700KでEDIUS Pro 8
さて、だいぶ前にi7 6700Kは組み終わっていたのだが、バタバタしていたため特に何も書いていませんでした。
しかしその威力たるや、ハッキリ言って快適です。
ワタシびっくりしました。
実は昨年、別の用途で5960XのPCを組んでいたのですが、試しにEDIUSを入れてみたが、AVCHDを扱うには、そんなに操作感が良くなったとは感じられなかったのです。
それが、QSVを活かした途端にこのレスポンスであるため、驚愕を禁じえない。
実際のパーツ構成は画像を参照してもらうとして、
今回の更新で念頭に置いていたのは、予算20万円以内、PCI-Eスロット沢山、
LAN二口、出来ればSATA沢山。といった辺りである。
まずはマザーの選択であるが、ASUSのZ170-WSがPCIが一番多かったのだが、できればもう一スロット欲しいなあと思っていたので、その後発表されたEVGAの「Z170 Classified 4-Way」にしてみた。ワタシは会社も自分のも伝統的にASUSのマザーを使っているので、ちょっとドキドキもんである。
CPUは6700K決定なので、メモリーとCPUクーラー、あと今回初めてCドライブにSSDを使ってみる事にした。
クーラーはNoctuaである。静かで素晴らしい。
全部で15万円位で収まった。ナイス。
ケースや電源、VGAは使いまわそうと思っていたのだが、ケースがAntecのP193で、マザーはE-ATX。
入るには入るのだが、P193はケース内をチャンバーで分割していて、マザーのコネクタが一部そのチャンバーで塞がってしまうので、自宅のP280と交換した。
で、諸々組み終わって、「OSは入れ直さないと駄目かな」と思っていたのだが、あっさり起動した。
どちらにしても、CドライブをSSDにするので入れ直しなのだが、ちょっと拍子抜けした。
QSVを効かせたEDIUS8は、うんすげえ。
QSVが効いていない状態では、大した事ないのだが、QSVさまさまである。
これなら撮影素材はAVCHDだけでもイケルぜ。
と、思っていた所に、おかしな挙動がある事が分かってしまった。
AVCHDを4カメでマルチアングル編集にすると、カットの切れ目1秒くらい前で、一瞬引っかかっりがあるのだ。
2カメマルチだと発生しない。
3カメだと出たり出なかったり。
4カメでは確実に発生。
おいおい何だこれ。
ビットレートを落としたAVCHD、GoProのMP4素材でも発生する。
カノープスHQを4カメの場合は発生しない。
なので、圧縮の強い素材は発生するのではないだろうか。
QSVをオフにした場合は発生しない。
以前に試した、i7 2600KのPCでも発生した。
ので、単純にQSVに起因する不具合だろうか。
何となくの予想だが、次のカットを先読みするために引っかかるのかな。
しかし、バッファの値を変えても変化無しである。
それらしき事を書いている人が他にもおられるので、バグっぽいけどなあ。
グラスバレーには投げているので、上手く改善してもらいたいと思う。
余談だが、マザーの足回りが早くなったためか、内臓のRAIDから、SPACEへのコピーが、~320MB/sから400~450MB/Sに向上した。うひゃあ。
No commentsEDIUS 8.11が出ていますね
今回は、機能追加ではなく、修正ですな。
前回のエントリーでメインPCを更新する事を書いたのだが、恐ろしい現象が発生してGVに問い合わせているのだけど、このタイミングだから、入っていないか。それっぽいヤツは書いてあるのだけど。
環境依存の話では無さそうに見えるのだけど、果たして。
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