6月 17
火垂るの墓が映画化。
<火垂るの墓>戦争文学の名作が映画化 松田聖子が7年ぶりに 「鳥肌が立つぐらいに切ない」
6月16日19時42分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080616-00000039-maiall-movi
戦争文学の名作「火垂るの墓」の映画版(日向寺太郎監督)完成披露試写会が16日、東京都千代田区の東商ホールで開かれ、松田聖子さん(46)や松坂慶 子さん(56)らが登場した。7年ぶりに日本映画に出演する松田さんは「予告編を見せてもらったが、感動的で鳥肌が立つぐらい切ない。平和を考えさせられ たすばらしい作品」とアピールした。
「火垂るの墓」は67年に発表された作家・野坂昭如さんの直木賞受賞作。戦争で両親も家も奪われた14歳の兄・清太と4歳の妹・節子が、預けられた叔母 のいじめに耐え切れず飛び出して防空ごうで暮らすものの、食料もなく栄養不足になり、戦争が終わった数日後に節子は力尽きるようにあの世へ旅立ち、絶望し た清太も後を追うように倒れるというストーリー。二人の命をホタルに見立てて戦争の悲劇を訴えており、テレビドラマ、劇場版アニメにもなった。
イベントは、意地悪な未亡人役を担当した松坂さんは、空襲の体験者から話を聞き、役作りに生かしたといい「自分と家族のことでいっぱいになり、人の心を なくさせるのが戦争なんだって聞かされて……。重いテーマですから向き合うことを避けがちですが、戦争の悲しさ、平和のありがたさを考えたいと思います」 と話した。二人の母役で、映画のテーマ曲「星空の下の君へ」も歌う松田さんは、「映画で使ってもらえたことがうれしい。『大切な人を僕の手で守っていきた い』という思いを込めました」と振り返っていた。
だそうな。
小学校の時に見たっけなあ。となりのトトロとカップリングだったかな。
個人的には、あまり何度も見たい映画ではないです。
確か、原作者の体験を元に書かれているらしい。だから、本当にその時の悲惨な状況をそのままに書いてあるんだと思う。
ホントに一個人の感想ですが、アニメとして見るには、あまりにも救いが無さ過ぎなんだよなあ。
あんな風に死んでいった人たちが、数え切れないほどいて、それをありのままに書いた。
トトロは、見た後に「面白かった」と思える作品だけに落差も物凄い。
小学校の頃、我が家は週に一度生協に買い物に行っていて、そこの生協では毎年夏になると、原爆写真展をやっていた。
二階建ての店舗で、階段部分に大量の写真を何枚も展示してあった。
二階はどうしても通る必要があって、小学生の自分には、毎週その地獄絵図を見るのがとてもキツかった。
事実を知る事、見る事は大事だなんだろうけど、やり方はもう少し考えても良いのでは、と今は思う。
母親にあの写真を見るのが怖いから行きたくないと、言った事もあったが、逆にたしなめられた。
おおまかには「事実から目を背けてはいけません」的な事を言われた。
でもね、大人と子供では処理できる事と出来ない事がある訳ですよ。
話がずれたけど、
松田聖子さんは”感動的で鳥肌が立つぐらい切ない。”と語っていたそうだが、俺個人の中では、あの映画に”感動的”は無いのです。
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