3月 4

一般的にペットと呼ばれるものについて

Category: 寝言

目に接着剤…人々和ませた犬の「純平」天国へ

3月3日14時32分配信 読 売新聞

東京・神楽坂の社会福祉施設「救世軍新光館」で、家や職を失った人々や地域の住民の心を和ませてきた犬の「純平」が2月末、息を引き取った。

生後2か月ほどだった14年前、両目を接着剤でふさがれて捨てられ、新光館に引き取られた純平。入館者や職員たちは「ここのために生まれてきてくれたよ うな犬でした」と悼んでいる。

純平は1996年3月、栃木県小山市の公園で、瞬間接着剤で目をふさがれた姿で見つかった。地元の獣医師が治療し、引き取り手を探していたところ、入館 者の一人が読売新聞で知って手紙を書いた。「犬小屋を作り始めています。みんなで責任を持って育てます」。こうして純平は新光館にやってきた。純平の名前 は純粋な心で、いつまでも平穏で、との願いを込めて付けられた。

新光館では、病気やけが、倒産など様々な事情で居場所を失った人たちが一時的に暮らす。純平は誰が来ても決してほえず、しっぽを振って歓迎した。持病の 腰痛の悪化で働けなくなり、施設を転々として今年1月に入館した男性(55)は「玄関で純平の目を見てホッとした。嫌なことがあっても純平に話したら安ら いだ」という。

純平は、自分も職員の一人と心得て、朝8時半のミーティングでは館長の真鍋精一さん(52)の目の前のイスにちょこんと座るのが日課だった。散歩をする と、近所の人たちから声をかけられたり頭をなでられたりする。「人間不信になるような思いをしたのに、周りの人を元気づけてくれた。地域の人と館の絆(き ずな)でした」と職員の畠山信美さん(68)は言う。

昨年末に食欲がなくなり、がんと診断された。既に手術は難しかった。先月24日に散歩から帰って具合が悪くなり、25日夜、静かに息を引き取ったとい う。

26日、純平は多くの入館者らに送られて、都内の動物霊園に葬られた。真鍋さんは「いなくなって改めて純平の存在の大きさを感じる。本当にお疲れさ ま」と話した。

会社に副社長の猫が二匹いて、家にも家人の猫がいる。

だらしなく甘やかすようにしている。とても可愛いし。
だけど、自分で飼う事はしないようにしている。

大概の場合、彼らの方が先に死んでしまう。

もちろん、自分が死んだ後に彼らが生きていたら、その先の世話は誰がするのかという話だから、
それでいいのだろうけど、何年も一緒に過ごして、自分に甘えてくれたものたちがいなくなった時に、
その状況の自分に、一時的とはいえ耐えられる自信があまり無い。

いきつけのバイク屋の社長も、犬が死んだとき、何日も店を閉めてしまい、店をたたんで田舎に帰る寸前まで行ったらしい。

だから、自分では飼わないようにしている。
家人に「一緒に飼おうよ」と言われたときも断った。毎日帰れる仕事じゃないからというのもあるが。

そのうち、猫か犬か分からないけど、「一緒に暮らそう」とか思えるようになったらいいなあと思っている。

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