9月 16
EDIUS 6がミョーな事になっている
EDIUS 6の不評の声を良く聞く。
ソフトのグレード分けによる、フォーマットの対応、非対応やハードウェアの切捨てが原因になっている。
幸いに、というか自分の会社はNXCAMの導入を進めているので、機能の向上を気持ち良く受け入れたいと思う。
しかしながら、持っている、又は今後導入しようとしているカメラによっては、今までよりも高額のアップグレード料金が課せられる事になってしまう。
それと、未確認だがUSバージョンのEDIUSは日本のEDIUSのようなグレード分けがされず、単にVer5からのアップグレードとして提供されるらしい事も、国内ユーザーの不評を煽っていると思う。
ただ、方々で見るカノープスからの回答は、どうもカノープス自体が確実な情報をトムソングラスバレーから受け取っていないように見える。
決定されていない情報を流しているのでは、と。
もし、確定していない仕様を大々的な発表とともにしたのであれあば、聞かされるユーザーはたまったものではない。
このソフトを使ってメシを食っているのだし、出来れば自分の手に馴染んだソフトでHD化をしたい、と大半が思っているだろうから。
自分の会社のVHSからDVDの移行期に似ているような気がする。
一定期間、VHS、DVDの併売をしていたが、VHSの売り上げが段々下がってくるにしたがい、
プレスする本数も減り、最終的に会社判断で、VHSの販売を停止にした。
しかし、ユーザーの中にはVHSで見たいという人も残っていた。
高齢のユーザー層に多かったと記憶している。
DVDとVHSではジャケット等が共用できないため、別々にデザインをしなければならず、テープの尺などの問題も抱えていた。
プレス業者の、VHSからの撤退がかなり進んでいた事もあった。
いろいろな経緯から、DVDだけの販売に切り替えた。
見え方はどうあれ、最終的にVHSユーザーを切り捨てたのだ。
DVDプレイヤーを買って見て下さいと。
閑話休題
US仕様と日本国内仕様と、二種類のEDIUSを生産するという、メーカーにとって厄介な方法で、実際に発売されるのだろうか。
本当にそんなスタイルだった場合、アメリカから輸入するかもしれない。
ぜひともカノープスには、ユーザーの声に耳を傾けて欲しいと思う。
去年個人輸入した、HD THUNDERの付属EDIUSはマルチリンガルで日本語に対応していた。
これは、Ver5に関して、グレード差が無かった事によるだろう。
今回はどうだろう。日本での販売を全く想定していない可能性のある、US版EDIUS。
一部メニューが文字化けしたりとかするのだろうか。
アメリカ支社に問い合わせを依頼してみよう。
実際、USバージョンは一種類だけなのか?
2 comments2 Comments so far
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現在発表されている日本のEDIUS6での対応(非対応)フォーマットで何が不満に思われるかを考えると、やはりMXFになるんですよね。自分はMXFがなくても現状では問題ありませんが、導入するカメラの選択肢に影響します。
業務ユーザーが選ぶであろうカメラの中にもMXF記録のカメラがあるからです。
Canon XF305は選択肢から外れますね。
こういう部分でカメラメーカーからもそっぽを向かれてしまって、将来的にEDIUSは新フォーマット対応が遅いソフトになってしまうのではないかと・・・
ふくださん、どうもです。
自分の所も、NXCAMを使い続ける限りは、無印のEDIUS6でもオッケーなんですけど、例えば二年後にスゴイ扱い易いフォーマットが出て、それがBroadcastEditionじゃないと動かない。なんて可能性もある訳です。
BroadcastEditionになる場合でも、アップグレード料金が高すぎます。
ウチの会社本数多いし。
でも、不確定な要素も多いようだし、一種類で発売される可能性もあるんじゃないかと。