12月 8

IS03

Category: 寝言

前回は随分と元気の無いエントリーでしたな。

体が弱ると気も弱るのは、私のようなゴリラにも、否応無く襲いかかるという事でしょう。

少し前の話ですが、auのスマートフォンが11/26に発売されましたね。

俺は元々、あまり携帯に興味が無いので、「ふーむ、何か出るんだねえ」ぐらいに思っていました。

電話ができて

メールができて

目覚ましになる

この三つがあれば、個人的には問題無しです。

前に友人のiPhoneを借りたとき、外でネットを軽々と見れたのがスゲエと感じた程度で、買おうとは考えなかった。

発売日翌日の27日、テープの出力に結構時間があったので、新しいジーンズを買いに表参道まで行くと、今度は裾上げ待ちの時間が出たので、ブラブラ通りを冷やかしながら歩いていると、auショップが目に入りました。

「そういえば、スマートフォンってどんなんだろね」と、見に行く事にしました。

中心部から外れているためか、店に客も居なく、すぐにIS03に触ることが出来、しげしげと眺めている俺に、店員さんがあれこれと話しかけてきます。

「どうですかー、IS03」

「あい、はい」

「すごく売れてますよー」

「あー、やっぱり」(何がやっぱりだか)

「お色も三色あってですね」

「ええ、はい」

何だか店員さんが一生懸命話しかけて来て、曖昧な返事ばかりしてるのが申し訳なく感じてきた。

思えば、この時既に術中にはまっていたのかもしれません。

「えーっと、、俺この携帯四年ぐらい使ってるんですけど、ポイントとかも使えるんですか?」

「ええ、使えますよー。お調べしましょうか?」

ああ、やっぱりはまっていた。

早くも和平交渉の席に座る事になった俺は、「お金、足りるかしら」と、買うにシフトしている自分の脳内に驚いていた。

で、あれこれ説明を受けているところに、別の女性客が「アンドロイド携帯、ありますか」と入ってきた。

別の店員さんが申し訳なさそうに、「すいません、もう在庫分売り切れちゃったんですよ」と、謝っている。

……俺の16時方向から、その女性客の「あれが最後の一台だったのかしら」っぽい視線をひしひしと感じる。

俺はついぞうっかり、「俺、今日じゃなくてもいいんで、良かったらコレ、どうですか?」と言ってしまいそうになった。

実際、そんなにスゴイ欲しくもなかったし、お金が足りなかったら、コンビにまでダッシュする自分が滑稽そうで気が引けていたのもあった。
でも、結局その場でお金いらなかったので、そのまま自分のものになった。

指が太いせいか、タッチパネルが操作しにくいのは気のせいだろうか。

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