8月 26
勘違いジャパン
手持ちの合成用のソフト eyeon Fusion5。
これをモニターに出力するためには、長らくLEITCH社製のRelity等が必要だった。
このボードがかなり高価で、マザーとの相性も結構シビアと言う、ちょっと使いづらいものだった。
これが最近、AJAのボードがドライバーで対応して、割と低価格でモニター出し出来るようになった。
とは言っても、安いものでも20万円近くするので、イマイチ購入に踏み切れなかった。
実は、ちょっと前にヤフオクで10万円の値が付いたAJA XENAが出品されていた。
つい入札するのを忘れ、他に欲しい人もいなかったのかそのまま10万円で落札されていた。
アア、モッタイネエ。
AJA社と双璧なのがBlackMagic社だ。
BlackMagic社はIntensityという低価格のHDMIの入出力ボードを出していて、これのPro版は、
従来のアナログ出力も可能な優れものだ。
これで出来ねえかなあ。と「IntensityPro Fusion5」とネットで検索していたら、
某代理店の「BlackMagic社の〜〜〜Intensity〜〜〜Fusion5に対応」なる見出しを見つけた。
なにい!?
早く言わんかーい。
早速ヨドバシに見に行く。店頭価格は52500円。
ネットで見つけた最安値は43000円。店員さんに「これちょっと安くなりません?」と聞いてみる。
実は値段交渉は生まれて初めての経験だ。
すると2500円引いてくれると言う。
「値引きってホントに出来るんだ」と、ヘンに感動。
購入し、早速PCに突っ込む。
まずはAfterEffectsの出力を試す。うん、デキタ。
次に懸案のFusion5。出ません。あらやだ。
おかしいなあ。BlackMagicのコーデックは認識してるんだけどなあ。
思いつく限り、何パターンか試すが変わらない。
もう一度ネットで検索してみる。
前述の記事をマジメに読んだら、恐ろしい事を知ってしまった。
その記事(要するに自分が間違えた記事)はBlackMagic社のドライバーの一斉更新のアナウンスだったのだ!
つまり、Intensityのドライバー更新の下に、本来のFusion5を出力できるようになったボード、DeckLinkのドライバーが更新された事を伝えていたのだった。
検索したときには、端折って出てきていて、当然その記事も読みに行ったのだが、「Fusion5に対応しました」の文字に気を取られていて、どのボードが対応したのか、について全く脳みそが行かなかったのだ!
うげえ。
オマエ、バカ。ウン、オレバカ。
と言う、トホホなお話でした。
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