Archive for the '寝言' Category
失敗劇場
先日購入したAEの解説本は、タイトルにHDを謳っているだけあって、作例がHDのものでした。
今、家でAEをいじるときは、MacBookPro+DELLの20インチモニターでの環境。
20インチでも、1600×1200なのでHDの表示は縮小しないとできない。
だからと言う訳でもないが、大きなモニターが欲しくなった+HD環境を作りたくなった。
手始めに、モニターを大型化しよう!そう思った俺は、ヨドバシに行ってみた。
ちなみに俺は、1680×1050のサイズのモニターがイマイチ好きではない。
AEをいじっていてノッてくると、レイヤーが何層にも重なってしまい、縦が1050ではとても足りなくて、何が何やら分からなくなってしまうのだ。
プリコンポジションして、二日位間が空くと、ホントに何だか分からなくなってしまう。
あと、これは私見だが、サードパーティ製のプラグインは、中途半端な解像度のときに、動作が不安定になる事が多いような気がする。
1200はどうしても欲しい。会社にある1920×1200のモニタはとても快適だ。
ヨドバシのモニタ売り場に着いて、ワイドコーナーを覗く。
1680はパス、あー、これも1680…パス。22インチでも1680かー。
21.5インチ。何だろうね、この中途半端なサイズは…. …. ….おおっ!?1920だよ!!!フルHDだよ!!!
しかも29800円!!??タグに他店圧倒プライスって書いてあるよ!
いやいやいや、これは他店だけじゃなくて、俺の心も圧倒だ!!
で、早速これを買って帰る。
家に帰って繋げてみる。おおー、広いな、やっぱ。
ところが、である。俺の早とちりは、周りの期待を裏切らない。
環境設定でモニターをいじっていた時に、それは発覚する。
解像度1920×1080…. え…..?
ぐああああああやっちまったあああああ。
このモニター、1920×1200じゃあないんだああああああ。
No commentsナビをつける
表題の通り、ナビをつけてみた。
バイクに。13万円弱。
行きつけのバイク屋ショップ「モトピット井上」でやってもらう。高校生の頃から通っていて、ここ以外だと余程の緊急でないと、頼む気にならない。余談だがモ◯チャンプに長年連載のあるお店。
さらに余談だが、両者の出会いは衝撃的なものであった。
当時高校生の俺はヤマハのTZR50を探していて偶然、モトピットにたどり着いた。
外に並んでいるバイクを見回す俺は、その当時、泥棒に見えたそうだ。その当時ね。
かく言う俺は俺で、バイク雑誌に載っていた、「こんなバイクショップでは買うな!」みたいな記事を鵜呑みにしていて、その一つに「自転車を直しているようなバイク屋は危険!」というのがあった。
驚くべきは、偶然にもその時、モトピット内では自転車のパンク修理が行われていた。
不遜にも俺は、「ははあ、こういう店か」などと考えていた。
両者の出会いはこの様にろくでもないものだったのである。
あの時から、既に十年以上経ったが、モトピット以上のバイク屋はなかなか見つからないだろう。
さらにさらに余談だが、自転車どころか、耕耘機も直していた事があった。
さて、ナビだがおまかせで「ZUMO550」になった。ヤマハ用のパーツだが、社長はさすがに一発でバッチリ違和感無く付けてくれた。
まだヘッドセットが無いので、音声案内はできないけど、検索は結構早いぞ!リルートも早い!
価格comなんかだと、どのナビも良いんだか悪いんだか、分からない評判が書かれているが、これは素晴らしい!!
これで、心置きなく迷子だ!
No commentsAE本
日曜にも関わらず仕事である。
誰かと、ではなく、一人である。
会社に一人である。
やっておかないとヤバそうな予感がするので出社である。
さて、今日は出社前に笹塚の「ミスターチン」に寄る。
今日はエビ丼を注文してみた。
ちょっと前に「すごい量」の噂を聞いて来てみたが、その真価は分からずじまいだった。
その後、何回か行って分かったのだが、
1,丼ものの量は確かに多い。
2,チャーハンはどうやらチン氏の体調によって多少の出来の違いがあるようだ。
これは、特に夜に多いのだが、皿の底がオイルキャッチャーの様になっている時がある。
そしてそういう時は、チャーハン自体がオイルおじやの様相を呈する。
3,餃子は特徴的、たっぷりしていて美味しい。
この程度しか分からない。まだまだ真の実力を推し量る事は出来ない。
前の席に陣取ったおばちゃんが坦々麺を注文していた。「ああ、坦々麺もやっているのか」
俺も坦々麺は結構好きだ。次はそれを頼んでみよう。
さーて、飯も食ったし会社行くか。と、紀伊国屋笹塚店が目に入る。
何となく立寄ってしまった。
AEの新しい解説本が売っていたのでチラ見する。
「AfterEffects+HDの基礎」
なかなか読ませるなあ。今個人的に試行錯誤している、「Pro Animator」プラグインの事も書いてある。
値段は…4800円か、ちょっと高いな。とか思っていたけど買ってしまう。
サンプルデータはCDではなく、ダウンロードするようだ。
個人的にはCDがくっ付いていないほうが、読みやすいので好きだ。
CDだけ切り離してもいいのだが、管理が面倒くさい。
もちろん、本が廃刊になったりして、データをダウンロード出来なくなったりする可能性もあるが。
勉強は大事だと思う。俺自身は有名クリエイターでも何でもないので、己の拙い映像技術を少しでも向上させ続けなければならない。と思う。
雑感二つ
自分のPCにカノープスのベルクス300を突っ込んでから暫く経った。
あまり検証する時間も無いので、HDVのテープを、一時間キャプチャーした位で止まっている。
その他は、いつも通りのSD編集オンリーだ。
最初に起動するとき、「パチン」と音がするのは何かな?
ベルクス様はお怒りなのだろうか。
「この野郎。気持ちよく寝ていたのに起こしやがって」と。
ホントは「パチン」じゃなくて「カチン」なのかな。違うか。
スカイクロラの原作者、森博嗣氏の日記に、知らない土地のバスが苦手、という事が書いてあった。
曰く、どこに行くか分かりづらい、料金が先払いなのか後払いなのか、車両の前から乗るのか後ろから乗るのか。
氏によれば、何となく疎外感を感じるのだとか。
実は、これは自分も以前から思っていて、しかし、周りに説明してもイマイチ理解されずにいた事だ。
○○経由○○行き、目的地を経由してくれるのだろうか。
料金は固定なのか、それとも従量なのか。
バスを停留所で待つ間、何だかドキドキしてしまう。ちょっとした冒険だ。
「聞きゃあエエやん」とか思うのだが、自分がつっかえている間に後ろの人に迷惑なんじゃないかとか、際限が無い。
のでこの辺で。
自分の移動手段のプライオリは自転車→電車→バイク→車で、最後がバス。
慣れの問題かもしれん。
ああ期限切れ
さてはて、以前から気になっていたCUDA( NVIDIA社の新技術)を試すべく、30日の一時頃にようやくBadaBoomのサイトに行ったら!
なんと、ベータ版公開次期が8/29日で終了になっていた…。
ファッック!
あーあ、爆速エンコードが現実になれば、会社の映像配信も波に乗ると思ったんだが…。
ネットをまさぐっているとこんな記事を発見。
「TMPGENC、CUDAテクノロジーを試験実装」
オー、ジーザス。
早くアップデータ公開してくれええええ。
2 commentsスカイクロラを見てみた
土日に行ったら、公開初日、二日目のためか、満席で座れませんでした。
公開初日に映画に行ったのが初めてだったので、これにはビックリ。
平日でも結構人入っていた。
内容はと言うと、面白かった。
技術的な事は、CG雑誌で特集があって、それを読んでいたのである程度分かっていた。
ポニョの時の繰り返しみたいにになってしまうが、伝えたい事、みたいなのはあまりよく分からなかったが、
それでも、面白いと感じたので、自分の中で面白かったのだろう。
一緒に行った友人は、「とてもシンプルだったじゃない」うはあ。
ここで一つの疑念が持ち上がる。
俺は人の話を聞いていないのではないか?
である。
要するに人からのメッセージをちゃんと受け取れないヤツなんじゃなかろうか。
思い当たるフシはある。
テレビを見ていても、周りと笑いのツボが違うのだ。
周りの人が普通に見ているシーンが面白くて、笑いそうになる。
でも、周囲と違う自分に不安のようなモノを感じて、笑わずガマン。
自分は面白くないけど、周りが笑っているので一緒に笑ってみる。ああ、小心者。
あれ、何の話だ?
スカイクロラが面白かったけど、何が面白いか分からなかった。でしたね。
これ、書かない方が良いのかも知れないけど、スタッフロールの後に映像続きます。
今日も、スタッフロールの最中に立ち去る人いたけど、まだ画、あります。
No comments対新監督
総集編の編集が何とか終わった。イレギュラーの上に4時間に100人分入れるので、結構キツかった。
んじゃ、押しまくっていた取締役のオフラインやるべえか。と思っていたら!
その制作の取締役から「K(新監督)のオフライン、見てやってくれない?」あぎゃ。
何でも、撮りも酷いが、つなぎも酷いのだとか。取締役が見るには、時間が無いのだと言う。
いやあ、奇遇ですね。俺も時間無いんですよ。
でも、やります。なぜならサムライだからです。Mr.ブシドー。
見てみると、確かにおかしい。
カメラもアレだが、編集もとても独創的だ。
3シーケンスほど直してみたが、自分で最初からやり直した方が早い。
取締役にそれを伝えると、1シーケンスやってくれると言う。全部で10シーケンス。
ただ新監督Kによくよく聞いてみると、以前、社長が撮っていた作品を真似てみろ。と取締役に言われてやったらしい。
ああ、思い当たるフシは確かに…。でもこの撮り方、社長がやっていたのと意味が違うんだよな。
それを、何とか説明しようと試みるが、これが上手くいかない。
自分もそうだったなあ。会社に入ったばかりの頃は、社長に何度もダメだしを喰らい、それでも何がダメなのか、全く分からなかった。
多分、社長もどう説明したらいいのか、分からなかったのだろう、と今は思う。そして、それが今、自分にも。
説明しても、本人がそれを自分の中で噛み砕けなければ、越えられない部分。
三つほど最初から編集し直して、取締役とああでもないこうでもないしていると、新監督が「そんなに俺の編集おかしいですか?」と。
やはり、ヤツにも矜持があるのだろう。
内心思う。「若手の内に失敗しておいた方が良いのだが」
失敗の経験は、若手のうちにしておいた方がいいと思っている。新監督は自分の全力を以って編集したのだ。
それが市場で評価されなくても、それは経験になる。
取締役は、周りの評価やら会社の売り上げやら、色々考えた上で「見てやってくれ」と言ってきたんだろう。
だけど、新人が伸びなくなる可能性も孕む。自分の撮り、編集の何が悪いか、理解できないのだから。
社長が現役で撮らなくなって久しい。
社長の理念を知らないADが、この先監督として増えていくのだ。
No comments崖の上のポニョを見てみた
昨日、新宿ピカデりーで見てきました。
平日の夜と言う事もあってか、客の入りは半分以下。
これまで、宮崎アニメを網羅してきた(駿オンリー)自分の感想としては「よく分からん」だった。
話が唐突過ぎんのかなあ。
それにしちゃあ、話に引っ張り込まれる強さみたいなのも、あまり…。
今時、こういう大人って居ないんじゃね?かなあ。
声優の声に対して、曲が大きすぎるのかなあ。
金を払った以上、エンタテインメントととして楽しむスタンスの自分が、「はて?」だった。
ところが、である。
一緒に行った友人は「すごいホッとした」との弁。
ここで一つの疑念が持ち上がる。
「俺がおかしいのではないか?」
である。
確かに、ウチの会社で作られる映像は、少年が男になる、とか、少女の自立とか、そんなものは一切入っていない。
ビックリ人間大集合。みたいな作品だらけだ。
長年、この手の作品を見続けた事によって、自分の精神はとうの昔に崩壊していて、
モンスター○○になってしまっているのではないのか?(○○内は精神野郎とか、何でも可)
故に、この作品に何かを感じ取れない自分はおかしい説が浮上するのだ。
あれ、でもこの前見た藤田まこと主演の映画はボロ泣きしそうになったんだけどなあ。
ところが、ネット上の記事でこんなのがあった。
見終わった子供たちに反応が薄かったので、宮崎監督ががっかりした。というものだった。
えーと、自分の方が子供寄りという事ですかね。
指に注射(又は蹴りたいピアス)
魚の目を取るには、一般的に液体窒素による低温火傷を誘発する方法がポピュラーです。
古の方法では、もぐさでお灸とか。
患部を壊死させる訳ですね。
しかし、これは確立された方法ではないらしく、効いたり効かなかったりなのだとか。
然るに、自分のも治らない。そもそも、大人になるとかなりの難治だそうです。
この液体窒素を押し付けるのは、えらく痛い。火傷だから痛いのは当たり前だけど、一日中ジンジンして、気になってしょうがない。バファリンとかを飲むと、意識がボンヤリしてしまう。痛さをガマンして仕事を続けるか、バファリンを飲んでボンヤリして仕事で泣きを見るか、まさに究極の選択だ。
何か他に手は無いのかとネットを探すと、抗がん剤を注射する方法、というのを見つけた。
そんなに遠方でもないので、行ってみる。というか、二回目。
保険が利かないので、一本の注射がバカ高い。1万5千円。
さて、何箇所か出来てしまっていたので、今日は人差し指。
この魚の目の原因だが、自分は柔道では左手で道着の襟をを掴む。
すると、相手は物凄い力でこれを引き剥がす。指がこすれる。これの繰り返しで、魚の目の出来上がり。
これはつまり、エラーの細胞なんだとか。
人指し指に二箇所あって、たまに気になると爪切りで切ったりしていたのだが、がん細胞が増殖するのと同じような感じで、こちらが刺激を与えれば与えるほどデッカクなってしまうんだそうです。
さて、先生は今回注射を七本打つのだと言う。
七本である。金額を想像し、混乱した自分は「七本て事は、九万円ですよね」 違うよタコV俺。
速攻で先生に訂正される。「ううん。10万五千円」
余談だが、この病院、スタッフが全員女性で先生も女医。
なんと恥ずかしい!三十過ぎの男が四則演算も出来ないなんて。
ビックリ価格だが、治したい気持ちの方が強いので施術してもらう。
ただ、割と患部同士が近いのと、前回薬指でやったのが反応が良かったので、薬を少なめにするとの事。
計9万5千円。
一晩たった今、指が膨れ上がってきた。これからびっくりする位、でっかくなります。
最終的に患部が剥がれ落ちて全てが終わるのだ。
仕事中ですが、痛くてキーボード打ちにくい。
そういや昔、スネークマンショーでこんな一節がありました。
「小豆大のツブツブができて、最後に鼻がもげてしまう」
それでは、ごきげんよう。
ゴダイゴの”The Galaxy Express 999″を聞きながら。
2 comments次期FX
と言っても、アレじゃなくて、バイクの話。
去年の九月に、GPZ900を下取りに出して、グラストラッカーを買った。
ある事で、相当にダウナーな時期で、いろんな事を消そうと思って、ろくろく考えずに売ってしまった。
ワンオフの、米PM社製ホイールを付けた、世界に一台のGPZだった。
ストイックな部類のバイクだったので、一生懸命走るのがくたびれた、というのもあった。
重くて、取り回しも大変だし、熱いし、都内では必要の無い、有り余るパワー。
高校生の時から乗りたかったバイクだったのに、車検を通しているだけになってしまっていた。
バイクは乗り続けたい。楽なバイクに乗ろう。軽くて、あまり熱くならなくて、高速に乗れる位でいいや。
それで、グラストラッカーを買ったのだが。
ダメでした。
グラストラッカーがダメなのではなくて、自分と何か合わない。
楽だし、熱くないし、軽いし。それでもですね。
あああ、やっぱデカイバイクだ。
自分の様な(?)ヤツには、大きなバイクだ。
GPZはとっくに誰かの手に渡り、よもや買い戻せない。
新車を買うほどの気合いも無い。
いつも懇意にしてもらっているバイク屋で、中古を探す。探しまわった挙げ句、次に来るバイクが決まった。
BANDIT1200S。
走行距離の少ない個体が九州で見つかったので、引っ張ってもらった。
本当はカウルの無いタイプが良かったが、走行距離と値段的に、これは中々無いだろうと、購入。
結局、グラストラッカーは300km程度しか乗らなかった。乗ってないのと同じだなコリャ。
機械を擬人化するのはどうかと思うが、グラストラッカーには申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
TVゲームなんかでもそうだが、自分の使うキャラクターが死ぬのが嫌だったりする。
ゲームだから、死んでも良いや、といった考えをしないのだ。自分は。
これで、グラストラッカーは立派に中古車だ。甲斐性無しのオーナーで申し訳ありません。
BANDIT様、これからよしなにお願いします。
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