Archive for the 'EDIUS' Category
EDIUS6を、ようやく実戦で使う
Ver6.05が出た辺りで、「さすがに、バグは殆ど取れてるんじゃないだろうか」と考え、仕事のチョッと落ち着いた隙に、Ver5.5から入れ替えてみました。
会社で稼動しているEDIUSは、17台。
これに、自分の手持ち分も入れると20台。もうちょっと上手く運用できないだろうか。
全部入れ替えて、面倒な事になると嫌なので、自分のPCと、自分としか組まない監督の分だけ、アップグレードしてみた。
家のPCでは、大分前から6を入れていたのだけど、ちょこちょこっと、触る程度だったので、あまり分かっていなかった。
今でも分からないのだけど、所感としては、
NXCAMのSDファイル(MPEG2)が、5.5の時よりも滑らかに再生できる。ような気がする。
プロジェクト設定やハードウェアのセットアップが今までと大分違うので、最初意味が分からなかった。何となく慣れてきた、ような気がする。
メニューの各所にあった設定が、違うところに行っていたり、名称が変更になっているものが、そこそこあって、「あれあれ、どこに行った??」と、ヘルプを開けたり閉じたりしている。
気になっていたマスクツールは、出しのモニター上でリアルタイムに見えないので、動かした場所が、自分の思った通りに動かせているか、分かりづらい。
フェードインフェードアウトを、ボタンとショートカットに割り当てているのだが、時々効かなくなってしまい、手動でやらなければならない時がある。
あと、設定を探し中なのが、出しのモニターに、マルチカムを表示したいのだけど、これが見つからない。
現状、監督と編集している時に、「他のカメラ見せて(タイムライン上の他のカメラ)」と言われる事が良くあり、その場合、他のカメラ一台だけを見たいのではなく、同期した状態で、どう動いているかを見たいので、これを探し中。
というか、5まではそれが出来ていたので、まさか無くなっていないだろうかと、ちょっと不安です。
リリース当初はバグまみれの印象があったVer6ですが、今の所、それなりに使えています。
ところで、6.06はまだっぽいですね…。
No commentsEDIUS6.06
グラスバレーのサイトに、あれこれ書いてあったのを見ると、11/30に6.06のダウンロードが出来るようになるらしい。
それと、驚愕すべきは、BlackMagicの、Intensity Proがハードウェアとして使用できるという情報。
という事は、そのうち、DeckLinkシリーズも使えるようになるんじゃないだろうか。
これはスゴイ。
Macでも動くようになって、他社製ハードウェアも選択肢に入るのですな。
選択肢が増えるのは嬉しいのだけど、DV Stormから使っていた身としては、自社のボード開発も続けて欲しいなあ。
No commentsこれでいいのだろうか
ズルズルと、DVCAMからNXCAMに移行して、Cache-Aを使用したバックアップも本格化してきた。
まだ、発売時期の都合で、早めにNXCAMで始めた監督のものと、DVCAMの監督のものが混ざっている。
ゆくゆくは、テープの素材もLTOでバックアップしていくのだが、結局やるのは自分なので、少し前からLTOを使っている。
やはりバックアップは、時間がそれなりに必要だった。Cache-A自体は、1Gのイーサネットでネットワーク上にぶら下がっているのだけど、FC接続のmetaSANの足を引っ張るのは避けたいので、自分の端末からe-SATAの外付けHDDにコピー。
それを、Cache-Aのe-SATAに接続して、それからLTOテープに出力。
書き込み後のベリファイはやっているみたいなのだが、不安なので、今度は逆にキャプチャーする。
それを、UNIXコマンドからe-SATAのHDDとキャプチャーしたデータで、差分が出ていないかチェック。
これがエラく時間がかかる。
まだ何だか不安なので、全部の素材をEDIUSに読み込めるかチェック。
ここまで来たら、LTOを複製する。LTOは水没しても平気らしいのだけど、テープが平気なのも大事だけど、データが読めなければ意味無し。
これだけ時間をかけているのだけど、大丈夫か。という不安はどうにもつきまとう。
何か、気づいていない事があるんじゃないか。
ある時に突然発覚して、今までのが全部パーとか。
2 commentsSTORM 3Gを組み込む その2
過去素材のアーカイブ用に購入したSTORM 3Gは、二枚。
一枚はP5Bマザーのマシンに組み込んだので、一枚残っています。
社内に余ったPCは無いか、虎視眈々と狙っていたのですが、
経理部にASUS RAMPAGE GENEⅢが暇そうにしているではないか。これを使わない手があるだろうか。いや、ない。
オペレーションDooDooSeaを発動。
「これは、使われていないようですな」、雄々しくPCの箱を持ち上げ、猛ダッシュで編集室に運び込む。
ケースはAbeeの何とかってヤツです。
CPUはi7 950 RAMは6GB
マザーは前述のRAMPAGE GENE3
VGAはAMDのHD 5450
これにWin7Pro 64bitを組み合わせて、STORM 3G。
普通に動いています。
何て事ありません。フツーです。
STORM 3G恐れるに足らず。
全国のSTORM 3G欲しい者達よ、立ち上がれー。(?)
2 commentsHD THUNDERよ、どうしたというのだ
自分のHD THUNDERは、P5K-E+Core2Quad9550のPCに挿していて、
これにVTRはDSR-2000を組み合わせ、EDIUSを使用したDVCAM編集においては、なかなか非の打ち所のない環境を構築しています。
未だにDVCAM、とか言っている辺りはさておき。
インサートがEDIUSのタイムライン上から出来るのは、とんでもなく便利で、今までは240分の作品にノイズが1フレ入っていた時なんぞは、
別のテープに該当箇所を出力して、リニアの編集機でインサートしていたのです。
それが、EDIUSのタイムライン上から、「ここから、ここまで」イン点アウト点を決めて出力するだけで、修正できるのです。
この、シビレルほどの楽さ。手放せないぜ。
さて、64bitのXPでは、HD THUNDERが動作しなかったため、諦めて、64bitの7にしました。
7はディスクスペースも結構使うので、XPから使っていたHDDでは手狭な感じがしていたので、500GBのものに換装して、そこにOSを入れ替えました。
EDIUSもインストールして、念のため動作チェック。
そう言えば気になるのが、たまに起動時にHD THUNDERのドライバーが上手く読み込まれない時があって、再起動すればいいのだけど、2,3回再起動しなければ上手くロードしない事もあって、ちょっと面倒な時がある。
他の使用している方の意見もお聞きしたい所。
閑話休題
動作チェックをしていたら、不思議な現象にぶち当たる。
EDIUSを立ち上げて、一番最初のテープ出力時に、何故かBusBusyになって止まってしまう。
音声だけインサートすると、アウト点に音声ノイズが入る。
画と音をインサートすると、アウト点が乱れる。
アッセンブルだと綺麗にできる。
普通逆じゃないか??
弱ったなあ。この組み合わせが上手く行かないと困るんだけど。
もう一回OSからクリーンインストール。
…直らん。
まさか、HD THUNDER壊れてしまったんじゃなかろうね。
何パターンやっても改善しない。DSR-2000の方は大丈夫なのか?
試しに、DSR-1500に繋いでみた。
あれ、普通にインサートできるぞ。
何度やっても上手く行く。 こいつは、DSR-2000がイカレたのか。
Aの無い、DSR-系はメンテナンスが終了してしまっているのもちらほら。マズイぞ。
もう一度、DSR-2000に戻してみる。
あり???こっちもインサートできるぞ???
どうなっているのだ。
こいつは、相当念入りにチェックしなければなるまい。
いざと言う時に、使えなければ意味ないからな。
これから地獄の耐久レースじゃ!!
2 comments対突FIRECODER Blu
別に、私がFIRECODER Blu と対突した訳ではありません。
仮に対決したところで、お互いに話が通じなくて終わるでしょう。
前回のエントリーでは、FIRECODER Bluを、例によってうっかり買って、うっかり買ったら、今度は付けるスロットが無く、よく調べろよ。という、大変ためになるお話でした。
買った後に、「もしかして、4:3画像をアップコンバートしたら、強引に16:9にされる仕様だったら、どうしよう」と、思考が暗黒面にとらわれていきます。
ちょっと前のBMDのコンバータは4:3の動画をコンバートすると、そういう結果になるものだったのです。
しかし、動かしてみると、4:3の画像は、横に黒味をいれてコンバートしてくれる優しい作りになっていました。
つまり、AJA VS FIRECODER Bluができるという事。
早速、アップコンバートのテストをしてみました。
まずは、元画像です。
都内某所です。PD-170でテキトーに撮ったものです。我ながら、分かりにくい題材を選んだものだと後悔。
比率が狂ってますけど、このブログでどうすればいいのか分からないので、気にしないでください。
次に、KONA LHiを通してコンバートしたものです。
メニューにめり込んでいるのは、気にしないでください。
さらに次、FIRECODER Bluでコンバートしたものです。
Next-Zero.com宏哉さんのレポートにもあるように、FIRECODER Bluの方が、色が薄くなっていますね。
細部はどうなんでしょうか。
KONA LHiの細部の画像
対して、FIRECODER Bluの細部の画像。
分かりにくいですけど、FIRECODER Bluの方が雑な感じがします。
特に細かく設定もせずに、KONA LHi、FIRECODER Bluに突っ込んだだけなので、やる人の業前によっては、もっとステキな結果になるかも知れません。そこまで細かい設定も無さそうだけど。
あとですね、良くやるんですけど、もしかしたら、俺は何か重大な勘違いをしている可能性が多々あります。参考程度にお読みください。
超解像に関しては、上記のNext-Zero.comさまの解説がとても分かりやすいと思うので、是非一読を。
結果を「ふーん、そうなのか」とぼんやりしている俺ですが、
「おいおい、待てよ。コレ五万もしたんだぜ。他にも夢みたいな機能があるでしょ」
焦り気味にマニュアルを読み直すのでした。
No comments激突FIRECODER Blu
別に、私がFIRECODER Blu と衝突した訳ではありません。
仮にぶつかったところで、俺の全体重がボードを押しつぶして終わるでしょう。
何気なく、グラスバレーのサイトを見ていて「FIRECODER Bluもアップコンとか出来たらなー」とか妄想をしていたら、
あれ?
以下、引用
「超解像技術を使用したHD/SD間の高性能アップ/ダウンコンバート機能搭載」
FIRECODER Bluって、アップコンバートできたのかっ?
いやこれは知りませんでした。端正な顔を味噌汁で洗って出直します。
以前、AJAのKONA LHi をアップコンバートをしてみたいがために、買っています。
他に比較対象がないので、画質について良いのか悪いのか分からないけど、酷くはないんじゃなかろうか。と、思っていました。
しかし、FIRECODER Bluでもアップコンバートができる事を知ってしまったのである。
小一時間後、FIRECODER Bluの箱を持ってレジに並ぶ俺の姿がありました。
早速メインのPCに入れてみようかと思ったら、スゴイ問題が発生。
「スロットが全部埋まっている」
HDSPARK
ビデオカード
ファイバーチャネルのカード
VELXUS 500
おー、なんてこった。
ダメだこりゃ!いかりや長介。
サブのPCに入れよう。あ、でも、×16のスロットだと動かないって…。
ビデオカードを二段目の×16スロットに移設。
空いた×1にFIRECODER Bluを入れる。
熱が不安なので、HD STORMを一番上の×16に入れる
これは大丈夫なんだろうか。×1のHD STORMが、ビデオカードの足を引っ張ったりしないのだろうか。
続く
2 comments謎の情報
気味の悪い情報が入ってきた。
海外版のEDIUS6を日本版のアップデータで6.0.3にすると、ロックがかかって、体験版になってしまうそうな。
事実かどうか、分からないけど、わざわざそんな事するなら、とか思う。
2 commentsEDIUS 6.0.3ちょっと触ってみた
AVCHDが1レイヤーなら、シークしてもニュルニュル動く!
1レイヤーなら…。
マルチカムにすると、途端にカクカクする。
うーむ、個人的には、ここが大事なんだが。
基本、2ないし3カメ回すので、シークしてガバっとすっ飛んでしまうと、カットオフになった次の画が探しづらい。
今は、自宅のPCでテストしているけど、仕事の中に組み込むには、もう少し様子見だろうか。
Ver.5の時は、発売から割と早い段階で、仕事に入れられた記憶があるのだけど。
もの凄い早いけど、何も出来ないStormEDIT
もっさりしてしまったけど、あれこれ出来るEDIUS
もの凄い早くて、あれこれ出来るEDIUSを切に希望するのは虫が良すぎだろうか。
テスト環境
Windows 7 Pro 64
Core i7 920
M/B Intel DX58SO
RAM=14GB
VGA=Elsa GTX260
Capture=HD STORM
テストファイル=HXR-NX5Jで撮影した24MbpsのAVCHDファイル
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