指に注射(又は蹴りたいピアス)
魚の目を取るには、一般的に液体窒素による低温火傷を誘発する方法がポピュラーです。
古の方法では、もぐさでお灸とか。
患部を壊死させる訳ですね。
しかし、これは確立された方法ではないらしく、効いたり効かなかったりなのだとか。
然るに、自分のも治らない。そもそも、大人になるとかなりの難治だそうです。
この液体窒素を押し付けるのは、えらく痛い。火傷だから痛いのは当たり前だけど、一日中ジンジンして、気になってしょうがない。バファリンとかを飲むと、意識がボンヤリしてしまう。痛さをガマンして仕事を続けるか、バファリンを飲んでボンヤリして仕事で泣きを見るか、まさに究極の選択だ。
何か他に手は無いのかとネットを探すと、抗がん剤を注射する方法、というのを見つけた。
そんなに遠方でもないので、行ってみる。というか、二回目。
保険が利かないので、一本の注射がバカ高い。1万5千円。
さて、何箇所か出来てしまっていたので、今日は人差し指。
この魚の目の原因だが、自分は柔道では左手で道着の襟をを掴む。
すると、相手は物凄い力でこれを引き剥がす。指がこすれる。これの繰り返しで、魚の目の出来上がり。
これはつまり、エラーの細胞なんだとか。
人指し指に二箇所あって、たまに気になると爪切りで切ったりしていたのだが、がん細胞が増殖するのと同じような感じで、こちらが刺激を与えれば与えるほどデッカクなってしまうんだそうです。
さて、先生は今回注射を七本打つのだと言う。
七本である。金額を想像し、混乱した自分は「七本て事は、九万円ですよね」 違うよタコV俺。
速攻で先生に訂正される。「ううん。10万五千円」
余談だが、この病院、スタッフが全員女性で先生も女医。
なんと恥ずかしい!三十過ぎの男が四則演算も出来ないなんて。
ビックリ価格だが、治したい気持ちの方が強いので施術してもらう。
ただ、割と患部同士が近いのと、前回薬指でやったのが反応が良かったので、薬を少なめにするとの事。
計9万5千円。
一晩たった今、指が膨れ上がってきた。これからびっくりする位、でっかくなります。
最終的に患部が剥がれ落ちて全てが終わるのだ。
仕事中ですが、痛くてキーボード打ちにくい。
そういや昔、スネークマンショーでこんな一節がありました。
「小豆大のツブツブができて、最後に鼻がもげてしまう」
それでは、ごきげんよう。
ゴダイゴの”The Galaxy Express 999″を聞きながら。
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