TC切れ
年末の大物の前半部分の納品が済んで、ホッとしていた所、オーサリング会社から、
「TCが飛んでいるんですが…」と連絡が入る。
うげ、前にもこんな話あったけど、呪いは解けていなかったのだろうか。
テープを戻してもらってチェックしてみる。出力したのと同じ、M35Jだ。
…お?切れてないけど?
話によると、02:00:34:17、18、19の、18が無いんだとか。
でも、見る限り18はちゃんとある。
DSR-60で再生しても、ちゃんと18がある。 ??
恐らく向こうはDSR-2000で再生したのだろう、手持ちの2000で再生してみると….。
無い…。
18フレームが無いのである。
そこのチャプターだけ、もう一度送ってエンコードしてもらう。
しかし、見えるデッキと見えないデッキ。実際TCは途切れているのか?どっちだ?
SONYに電話して聞いてみたが、まあ電話で話しているだけなので、
入っているとも言えるし、入っていないとも言える。 ああ、はあ。
何故にM35JやDSR-60では見えるのだろうか。
「多分、補正して再生しているんだと思います」
あり?2000の方がエラー補正弱いって事?
この先もこんな事はあるのだろうか。そりゃあ困る。
例えばですよ、180分の作品をテープに落として、ノイズチェックして、オーサリングに出したら、TC切れてるって話で戻ってきてですよ。
落胆しつつもまた出力して、ノイズチェックして…。うげえ。
そもそも、デッキだけの問題なのだろうか。
VELXUSがイカレているとか?マザーは?メモリーは?
そう言えば、2000ってTC引き直せなかったっけ?
しかし、この2000は中古で買った時に、すでにマニュアルが無かった。
ついでにSONYに聞いてみる。
「出来るんですけど、えーとですね、説明が非常に難しくてですね」
「簡単でいいんですけど、何とかならないですかね」(←簡単で分かるのか?)
マニュアルを一部コピーしてファックスで送ってくれた。
SONY厚木K村さん、ありがとうございます。
それによると、2000はTCのインサートが出来るらしい。
パネルをまじまじと見ると、おお、なるほど。
あとでやりくりテープでテストしてみよう。