NXCAMのMPEG2PSファイルをEDIUSで再生した場合のパフォーマンス
先週、土曜の夜中までかかって、会社のmetaSANの容量を拡張しました。
25TB→40TB程まで拡大したので、バックアップまでの時間は、大分楽になったのであります。
それに合わせて、metaSANのソフトウェアもアップデートしました。
metaSANを開発している、TigerTechnology によると、最近ではWindowsでのパフォーマンスアップに注力しているそうです。
と言うのも、FCPの迷走がゴニョゴニュ….。
ウチの会社では、NXCAMで撮影したMPEGのファイルを、EDIUSで編集をしているのですが、早送りはまあ普通ですが、倍速以上の巻き戻しが、あまり滑らかではありません。
これはローカルのHDDでも、metaSANに撮影素材を置いた場合でもほぼ同じです。
DVCAM素材であれば、転送量の軽さとフレーム内圧縮も相まって、非常に滑らかに再生出来ます。
枯れた規格ですしな。
NXCAMのMPEG2PSファイルは9Mbps。対して、DVCAMデータは、3.5MB/sなので、MPEG2PSの方が転送は少ない訳ですが、
metaSANに接続する各PCで、500MB/sオーバーの帯域を割り振っているにも関わらず、滑らかに巻き戻しが出来ないのは、何だかんだ言っても、デコードしながら、というのが負荷としてキツイんだろうと思っていました。
ところが、今回のmetaSANソフトウェアのアップデートで、倍速以上の巻き戻しでも、かなり滑らかに再生出来るようになったのです。
というか、そこらへんは全く期待していなかったのですが、相当に軽くなりました。
内心、幾ら帯域を稼ごうが、CPUの進化とEDIUSの最適化以外に道はあるめえ。とか思っていたわけですが、編集ソフトと、HDDのやり取りを見直す事で、なかなかのパフォーマンスアップが出来たのです。
私は何もしていませんがね。
さすがに、AVCHDはカクカクしてしまうけれど、「その内、滑らかに再生出来る日が来るよ」と、ナメた考えに拍車をかけたのでありました。
No comments