ソニー来たる
NXCAMで、HDとSDを同時収録すると、ファイルの終端がずれる現象が発生し、以前からソニーに調べてもらっていました。
ずれ幅は、長いものになると数十秒ズレる事もあって、俺が青写真に描いていた、SDのプロジェクトファイルを、時期が来たらHDのファイルに挿げ替える作戦も、ここまでズレてしまうと同じファイルとして認識出来なくなってしまうので、どうしようかなあ。どうしようもねえなあ。
と、日々過ぎていたのだが、SYSTEM5でセミナーを受けた時に、ソニーの人を捕まえて、「こういう事象があって、困っています」と相談したら、ソニーさんは会社にやってきました。
うー、今週来るとは聞いてたけど、来る前に連絡をですね。私もスケジュールがありますので。
以前に来てくれた人と、もう一人、技術の人、セミナーで話した人の三人が来てくれた。
結論からいうと、まだ原因は分からないそうだ。
今回は新しくズレの発生したファイルを見てもらった。
このファイルのズレは45秒。
ソニーさん達も首をかしげる。
俺はもっと分からない。
継続して調査を約束してくれた。
ついでなので、幾つか要望も出してみた。
プロ使用のメモリースティックの発売。
後ろから巻き戻してプレビュー出来る機能。
長時間固定で収録したファイルを、後ろをチョコっとだけ確認したい時でも、再生はそのファイルの先頭から始まってしまうので、
延々早送りしなければならない。うっかりすると、終端に達してしまって、最初からやり直し。
是非ともこの機能は欲しい。
メモリースティックの書き込み回数が見れるユーティリティの提供。
XDCAM EXの付属ユーティリティは書き込み回数が見れるそうな。
ご存知の向きもあろうが、RECを押して、収録開始。もう一度RECを押して、収録完了。
これで書き込みは一回。ではないので、単純にカウントする事ができない。
かといって、カードのコンディションが全く分からない状態で、ずっと使い続けるのも恐ろしい。
やってもらえるかどうか分からないけど、声を伝えるのは大事だと思う。
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